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ユリウス・カエサル 紀元前1世紀 古代ローマ

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☆ 歴史から学ぶアントレプレナーの資質
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自分が何事かを成し遂げようとするとき、過去に一大事業をなしえた
人物の言動や足跡の蓄積がヒントを与えてくれます
時を越え、現代のアントレプレナーに必要とされる思考、行動、
資質、要因とは何か?を月1で考えてみましょう。

     ~歴史は人間の営みのデータベース~


第一回目は、古代ローマの英雄ユリウス・カエサルのルビコン越えの
エピソードを取り上げます。

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 第一回 ユリウス・カエサル 紀元前1世紀 古代ローマ
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ユリウス・カエサルは、8年間におよぶ遠征を共にした軍勢を
引き連れ、ローマ本国の国境であるルビコン川まで迫っていました。
カエサルはそこで、ある重大な決断を下すことになります。


カエサルは、ローマ北方のガリア地方(現フランス)に住む
蛮族の制圧を次々と成功させ、5万の兵力で30万以上の蛮族軍を
打ち破るという、輝かしい成果もあげていました。

しかし、ローマ本国の元老院(国会議員のようなもの)は、
このままでは勢いに乗るカエサルによって、
独裁政権が成立してしまうと恐れていました。

そこで、元老院はカエサルに対して、
「軍隊を手放しローマに帰国すべし、軍隊を国内に入れてしまえば、
国家の敵と見なす。これに従わない場合は即刻死刑とする」
という勧告を出したのです。

カエサルにとって、これはあまりにも屈辱的な内容です。
そしてカエサルは軍を率いてルビコン川までやってきたのでした。

・・・カエサルはルビコン川を前に、こう叫びました。


「ここを越えれば、人間世界の悲惨。越えなければ、わが破滅。」
「進もう、神々の待つところへ、我々を侮辱した敵の待つところへ、
 賽は投げられた!」


ルビコン川を渡ったカエサルは、一気にローマまで攻め入った後、
反対勢力との内乱に勝利し、絶対的な地位を確立させたのでした。

強大な権力を背景にカエサルは、帝政ローマの基礎を築きあげました。
後世の人はこう言っています。「ヨーロッパはカエサルが創った」と。

カエサルは、広大なローマの領土を効率よく統治するには、独裁的な
権限が必要があると確信し、それを実現するため、国賊と呼ばれても
元老院に反逆する覚悟を決めて、ルビコン越えを行なったのです。


◎ここで、歴史は皆さんに問いかけます・・・。
是非、少し時間をとって考えてみてください。

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 ・あなたはなにを決意し、行動しますか?

 ・あなたに一線を超える勇気はありますか?

 ・一線を越えた後も躊躇せずに突き進むことはできますか?

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何か大きなことをなそうとするとき、
そこには、
  「人間世界の悲惨」 =”失敗”の可能性が必ずありますが、
   「神々の待つところ」=”成功”は、
    「侮辱する敵」   =”リスクを恐れる自分の弱さ”
       に打ち勝つほどの覚悟を持って、
        はじめて近づけるものではないでしょうか。

この事例からも”覚悟が無ければ夢を実現できない”ということが
いえますね。皆さんはいかがでしょうか?


参考文献:『ローマ人の物語4 ユリウス・カエサル‐ルビコン以前』
      (塩野七生、新潮社)

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