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■4■ 経営者講義、講義録 「弁護士ドットコム 元榮太一郎さん」

     ~ 約束された道を捨て、ゼロからのスタートで年商23億!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回ご紹介する元榮太一郎さんは、
もっと世の中に貢献できる方法を探して続けて、
弁護士という約束された道を断ち切り、あえて”いばらの道”に進まれた。
なぜ?・・・

元榮さんは約5年前、アタッカーズ・ビジネススクール(ABS)に
学びに来られました。そのときは弁護士でありながらもほぼ無職状態。
事業立上げ、経営についてストイックに学ばれ、最終的に塾長である
大前研一をもうならせた事業プランを完成されました。

この度ABSに凱旋され、経営者講義を行ってもらいました。
受講生の方が、成功され講師として戻ってきてくる。
わたしたち事務局にとって、これほどうれしいことはありません!

それでは、元榮太一郎さん講義議事録をお楽しみください。

─────────────────────────────────

◆講師プロフィール
オ―センスグループ株式会社 代表取締役社長 元榮 太一郎氏

慶応大学卒業。司法試験合格後、大手法律事務所に入所し、M&A、 不動産証券化を
扱うビジネスロイヤーの道に進む。
その後独立し、日本初・日本最大の法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」
を開設。
現在登録弁護士数は約1,800 名(現在の日本の登録弁護士数の約6%)。
本サイトのサービスの柱は、
①インターネット法律相談、
②弁護士費用の一括見積、
③弁護士検索サービス、
④コミュニティQ&Aサイトのような無料ネット相談
の4つであり、月間約3,000件の相談が寄せられている。
いずれも活発なコミュニケーションがなされており、中でも無料ネット相談の
回答率は約97%となっている。
さらに、法律事務所オ―センスを立ち上げ多方面で活躍である。

◆目指してきたもの
弁護士、法律を普通の人の生活にとって身近な存在にして、法律の枠を超えた
“ポジティブな約束社会”を実現したい。
たとえば、弁護士をコンビニのように、だれでもいつでも利用できるようにしたい。

◆起業のきっかけ
大学受験を機に職業像を描いた時に、当時テレビ放送していたドラマ「都会の森」
の弁護士役を見てカッコイイと思ったのがきっかけで、軽い気持ちで法学部に
入学しました。
サッカーが大好きで、小学校から高校までサッカーをする毎日であり、大学でも
サッカー部に入部。
勉学よりもサッカーを重視していましたが、全国レベルの体育会サッカー部のなかで、
試合に出られない3軍止まりである自分のサッカースキルを認識し、挫折を
味わいながら2年生時に退部しました。
11年間継続してきた大好きなサッカーを辞めたことは、大きな転機となりました。

弁護士になると決意したのは、大学2年生のときの交通事故がきっかけでした。
念願だった車を、ローンを組んで購入したものの、お金に余裕がなく任意保険を
かけていませんでした。
あるとき交通事故を引き起こしてしまいました。事故後、すぐに保険会社との
交渉が始まりましたが、法学部の学生ながら法律の知識がまるでない自分と
プロの方との交渉の結果は目に見えており、“10対0”すなわち100%私が悪い
ということを昼夜問わず連絡してきたりと、泣き寝入り寸前でした。
それを見かねた両親からの勧めで弁護士に相談し、その弁護士の助言どおり、
“弁護士に相談したら7対3と言われました”と話をしたところ、相手はすぐに了承し、
いろいろ悩んでいたこのトラブルがあっけなく終焉しました。
この自分自身の体験から、弁護士という仕事は困っている人の役に立つ仕事
だということを再認識し、弁護士を目指すことを強く心に誓いました。
斯く言う「弁護士ドットコム」の設立も身近で生活に直結している問題を
解決してくれたこのことが自分を突き動かした源泉になっています。

大学3年生から弁護士の勉強を始めましたが、他の学生と比べて取り組んだのが遅く、
準備不足だったこともあり、卒業直後に受けた司法試験にやはり落ちました。
もちろん司法試験へのチャレンジは卒業後も続けましたが、就職はせずに無職で
取り組みました。
そのため家族には強い負い目を感じていましたので、笑い話ですが、コンタクトレンズ
を片方なくしても買って欲しいと言えないまま一年間くらい過ごしました。
そういった環境の中、1日も休むことなく10時間以上勉強を続けて、ようやく
2回目の司法試験で合格を手に入れました。
これは決して自分ひとりでは達成できなかったことだと思っています、いろんな方々の
支えに素直に感謝をしました。
そして何よりこの体験は麻薬のようなもので、設定した目標を達成するために
ひたむきに努力し、自己に打ち克ち、成果を手にすることの充実感・達成感は何事にも
変えがたいものだと感じました。
今でもこの充実感・達成感の再現をイメージすることで、どんな困難にもチャレンジする
モチベーションになっています。
司法修習生時代に司法制度改革が決定し、今後法曹人口(裁判官、検察官、弁護士)を
年間3,000人(当時、年間1,000人)に増員されることに衝撃を受けました。
そして21世紀の弁護士は、弁護士という資格プラスアルファの価値が必要であると
漠然と考えていました。

その後、大手法律事務所に入所し、M&Aや不動産証券化を扱うビジネスロイヤーの
道に進みました。
徹夜続きの忙しい毎日ではありましたが、自分の仕事が新聞の一面に掲載されて
いるのを目にすると、社会へのインパクトの大きさをまざまざと感じていました。
しかし、やりがいを味わう一方で、一度きりの人生について真剣に考え始めるようになり、
「いつしか血湧き肉躍る人生を送りたい」と、起業を決意しました。
まずは経営の勉強が必要だと考え、MBA進学の準備を始めましたが、司法制度改革による
弁護士増員が迫っており、MBAに進むには時間が足りないと思いました。
自分の都合に合わせるのではなく時代に合わせる生き方を選び、『弁護士ドットコム』
立ち上げを決意。それから1ヵ月後に法律事務所の退職を申し出ました。

◆起業準備
退職後に始めた法律事務所は実際には開店休業で、朝から晩まで3ヵ月間ファミレスで
起業や経営の勉強をしていました。
インターネット検索でアタッカーズ・ビジネススクール(ABS)を知り、
受講すれば講座最終回のプレゼンで上位の者は大前研一氏にプレゼンする機会が
得られることを知り、2005年4月に起業戦略講座(現:ベンチャー事業創造講座)を
受講しました。

一方で、後輩の弁護士や友人の繋がりでエンジニアに声をかけて創業メンバー
を集めました。
アタッカーズ・ビジネススクールのカリキュラムを終え、事業プレゼンで
上位入賞し、大前研一氏にプレゼンしたところ「がんばったらいい」と激励されました。
事業で困難なことがあっても弁護士ドットコム運営を辞めなかったのは、大前氏からの
激励の言葉が心の支えにもなりました。
また、大前氏の言葉は社員への激励の材料にもなっています。

2005年7月、オ―センスグループ株式会社設立。2005年8月に弁護士ドットコムが
運営開始。
広告費用をかけずに知名度を上げるため活動し、朝日新聞・読売新聞に取り上げて
もらうようになり、パブリシティで突破の糸口を掴みました。

◆起業後の困難と取り組み
起業後の困難としては、ビジネスモデルの変更、弁護士登録数の伸び悩み、
運営資金の枯渇など様々ありました。
登録弁護士の登録伸び悩みに対しては、当初は友人から登録してもらいましたが、
今では年を追うことに弁護士自身が危機感を感じ始めているためか、登録は増えています。
運営資金獲得は、横展開として新規事業の『税理士ドットコム』や、弁護士としての
法律顧問報酬から得えました。
2006年5月に法律事務所オーセンス設立し、弁護士ドットコムの先進性に共感して
頂いた企業様から顧問のご依頼やITプロモーションが功を奏し、個人法務案件も
増えました。
2010年1月には法律事務所ランキングTOP100にランクイン(92位)しました。

まだまだ成功していると思っていませんが、現時点で運営が継続できている
大きな理由としては、
①日本初のサービスを実現したこと、
②弁護士というコアコンピタンスがあったこと、
③弁護士、法律を身近にしたいという理念が軸足にあったこと、
④たとえ一人になっても続けるという、事業への強い思いをもっていること、
 この4つだと思っています。

◆将来像
4年後に登録弁護士15,000名(シェア50%)を獲得し、年間相談件数100万件を達成し、
民間の創意工夫を最大限活用した司法ポータルを作り上げたいと思っています。
市民生活の中で、弁護士をより身近に感じてもらい、法律という枠を超えて
“ポジティブな約束社会”
の醸成につながるサービスへと発展させることが当面の目標です。
年間の司法試験合格者が約25,000人である司法大国である中国など、
アジア進出し、弁護士の新しい可能性を見せたいと思っています。
そして法律事務所オ―センスは日本を代表する法律事務所、
オ―センスグループ株式会社は日本を世界一のリーガル先進国へとリードする
企業へと進んでいきたいと思っています。


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