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株式会社オフィスバスターズ 天野太郎さん(ABS13期受講)vol.3

今回は連続掲載の最終回です。

 株式会社オフィスバスターズ
 代表取締役社長 天野太郎さん(ABS13期受講)。
    http://www.officebusters.com/

『事業の拡大、今後の展望』に関してです。

改めて、事業概要をご紹介⇒中古コピー機オフィス家具のリユース。

事業ミッションは「あらゆるオフィスに”早い・お得・安心・信頼”
をお届けするリユースオフィスコーディネーターとなる」

日本の開業率10%の達成、オフィス商品の循環率10%達成
など具体的な目標を定めている。

現在、創業から2年半経ち、全国12店舗、ロシアにも出店し、
売上は10億に迫る。通過点としての上場も視野に入っているとの事。


それでは、
既成概念を打ち破り、突き進む、天野さんのストーリーを紐解こう!

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Q、オフィスバスターズとして、事業拡大していくきっかけとなった事
  があれば教えていただけますか?


A、アトライでは中古OA機器の輸出業務を行っていました。輸出の方も
  調子は悪くなかったんですけれども、国内にも需要があるなと
  分かって、国内で商売をしてみようと思ったんですね。

  しかし、国内ではそう簡単にはうまくいかないので、すでに販売とか
  ノウハウのインフラを持っているところと組んでやったほうが成長が
  早いと考えました。

  そこであるリサイクルの会合に出かけたんです。そこにはブックオフの
  社長など多くの経営者がいらしてたんです。そこにテンポスバスターズの
  社長も来られていました。

  彼は中古の厨房機器を扱っていたんですが新たな商材を扱いたいと
  考えていて、しかし、自分のところは儲かっているし、余り人材も
  流出させたくないから、私みたいな経験のある人間を探していたんですね。
  そして私がお願いをして折半で会社を設立することになりました。

  それが平成15年のことです。

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Q、順調に成長されているようですが、その要因はなんでしょう?


A、我々は若い会社で結論はまだなんともいえないですけれど、今の所
  言えるのはある程度大きいところを目指していくとき、画期的な
  技術力とかなければ、先人のリソースを借りるべきであり、それ
  をやったということですね。
  
   いい提携先を見つけて一気に加速していかないと、余程のことがない限り
  うまくいかないですね。そういうリソースを持ったところと組めば、
  伸びる速度が早くなる確率は確実に高くなると思います。

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Q、リソースを持ったところと組むメリットについて、より具体的に
  教えていただけますか?


A、テンポスバスターズと組んで何がよかったかというと、
  まず、10年くらいこの業界でやってますから、リサイクルで
  一番重要な仕入 れがテンポスグループということでバンバン
  入ってくるということです。

   普通は中古のオフィス機器はあまりでないんですよね。
  データとか個人情報の問題もどう扱われるか怖いところがありますから。
  しかし、テンポスグループということで信頼を得られることが一つです。

   もう一つは社内教育です。リサイクル業界というのは特殊で、
  新しい業界でもあるので教育も特殊だったりします。その特殊な教育を
  彼らは10年やってきていますから、それをそのまま使わせてもらったり、
  必要があれば修正して採用してきました。仕入れと教育の
  部分で飛躍的に競争力がついたということがあります。

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Q、それでは今後の展開について教えてもらえますか?


A、まずこれまでを振り返ると、今から2年半前に設立して、オフィスに
  関する中古品全てを扱い、それを小売店舗で全国に展開するという
  ことをやってきました。今2年半経ち、店舗数が12店舗、従業員が
  約60人、売上高10億くらいと大きくなってきたというところです。

   今後我々が発展していく方向としては、中古品をそのまま販売する
  というだけではなくて、独立開業する人たちに対して、

  「起業総合カンパニー」
  
  として不動産の仲介、家具などオフィス環境の整備、配線などの
  工事関連、PCのサポートなどを行っていきたいと考えています。
  オフィスデポの中古版みたいな感じです。

   中古というキラー商品を使って、「起業総合カンパニー」を創り、
  日本の中での開業起業される方々のチャネルに対してアプローチし
  ていきたいと考えています。
  
   そしてそのチャネルの方々にオフィスバスターズのファンに
  なってもらい、3年くらいたって軌道に乗ってきたときも
  オフィスバスターズを使ってもらえるようにしていきたいですね。

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Q、事業ビジョンについて教えてもらえますか?


A、現在、我々が目指している事業目標として2つのことがあります。

  まず、日本の開業率を10%にしていこうということ。
  そして、オフィス商品の循環率を10%に上げようということです。

   オフィス商品というのは非常に循環率の低い商品で、しかも
  環境負荷が大きいといわれます。まだ使えるオフィス商品が
  捨てられている状況なので、それを車業界並みにしたいと思っています。
  そこで まずは循環率を10%くらいにはしたいと考えています。

   また日本の国際的な競争率が下がっているのは、僕みたいな大企業
  に入った若い人たちが、そこに居座るからですよ。それでは駄目で
  もっと独立していかなければならないと。そのためには1500万円
  近いといわれる開業コストをもっと安くすればいいのではということで
  日本の開業率を欧米並みの10%にあげたいということを
  目標にしてやっています。

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Q、最後に起業を目指す読者の皆さんにメッセージをお願いします。


A、起業したいけど、事業として何をやるとか、何をやりたいかという
ことが決まっていない方もいらっしゃると思います。
  しかし、一度やってみることが必要なのではないかと思います。

   ABSで教えられたことですが、ビジョンとグラウンディングを
  如何に合わせていくかということが重要です。ビジョンが得意な人、
  グラウンディングが得意な人それぞれいらっしゃいますけど、
  やはり社長というものはその両方ができるほうがいいですよね。
  僕は両方できるようになりたいと思っています。

   ビジョンを描くにもグラウンディングが伴っていないとビジョンは
  描けません。商売をやりながらグラウンディングが見えてきて、
  そこからまたビジョンが開けていきます。逆に高いビジョンがあれば
  不思議なことにグラウンディングもついてきます。
  余りにもかけ離れていると意味がないですけれども。

   つまり皆さんに伝えたいのは、事業計画をものすごくきっちり
  作って、明日からそれにしたがってはじめるということが問題ではない
  ということです。まず強みを明確にして実際にどこでお金を儲ける
  かを明らかにする。

   それから、儲けを持続させ、自分以外の人でも同じように
  できるようにする。そして自分はそれが何倍にもなるような仕組みを考え、
  さらにそれが社会的意義に結びつくものにしなければならない。
  
   そこまでのグラウンディングの能力があって、ビジョンを描ければ
  きっとうまくいくでしょう。始めてみる事で見えてくることもあるのです。

                             【終了】
 ⇒●これまでの文章も含め、掲載しております。
   http://www.attackers-school.com/abs_heroes/amano.html
 

amanof.jpg



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*起業家志望の読者の皆様が、ここでご紹介する方の起業していく
 プロセスを知ることで、追体験していただくことが目的です。

 結果的にロールモデルを作ることで、より成果が出やすい
 発想や行動に 切り替わることきっかけとなることを思います!

 いずれにしても是非、一緒に応援してあげて下さい!
  ⇒「オフィスバスターズ」


この文章は大前研一のアタッカーズ・ビジネススクールが発行するメルマガ【情熱DNA】(まぐまぐ殿堂入り)にて配信した内容です。ご登録いただければ毎週水曜日、お手元に届きます。こちらから
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