欧州サッカー~UEFAチャンピオンズリーグ&EURO2008
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もぎたて、とれたて、大速報!
~entrepreneur's a whole new sensitivity
(文章:加藤忠)
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今回は、世界中のメガヒットとも言える、サッカーについて取り上げます。
よくサッカーは、「チームや組織をどうやってマネージメントするか」
という課題に対して、引き合いに出されます。
野球ともよく比較され、サッカー型マネジメントと野球型マネジメントは、
どちらが良いのかについても、様々な見解があります。
一般的には、変革期には、役割が固定される野球型チーム・組織よりも、
サッカー型チーム・組織の方が適しているという意見をよく聞きます。
サッカーの場合、試合が始まってから監督が出せる指示には限界があり、
個人個人の状況判断や意思決定が強く求められます。
そのため、メンバーの自律性が高くなり、様々な変化に主体的に対応できる
創発的な環境が養われるということです。
さて、現在欧州では、「UEFAチャンピオンズリーグ」という
欧州No.1のサッカークラブを決める大会が佳境を迎え、
現在はベスト4が出揃い、準決勝の後、5月21日に決勝戦をむかえます。
http://jp.uefa.com/Competitions/UCL/
今大会では、イングランド勢がベスト4の内3チームを占める中、
残りは1チームはスペインの強豪で、
ブラジルの天才ロナウジージョを擁するバルセロナです。
この大会で優勝することが、何よりもの名誉だと感じる選手が多いため、
ファンの声援を受けながら、己のプライドやチームの名誉のために、
選手は命がけで戦います。
ちなみに、私個人としては、イタリアのユベントスというチームが好きで、
来年はユベントスに優勝してもらいたいのですが、
今大会で残っている中では、バルセロナのメッシ選手を応援しています。
一方で、6月7日からは、欧州版ワールドカップとも言える、
欧州No.1の国を決める4年に一度の祭典「EURO2008」が始まります。
早くも、そんな時期が来たのですね。
http://jp.euro2008.uefa.com/
出場国全16チームが4グループに分かれ、グループリーグから
決勝トーナメントまで約3週間にわたって繰り広げられる
初夏の祭典です。
2006年のドイツで行われたワールドカップ優勝のイタリア、
前回「EURO2004」で奇跡の優勝を果たしたギリシア、
現在世界最高の選手との呼び声が高い、
クリスティアーノ・ロナルドを擁するポルトガル。
さらに、無敵艦隊と呼ばれ現在調子が良いスペインや、
ワールドカップでの雪辱を誓うフランス、オランダ、
そして優勝候補の呼び声が高いドイツなど、
どこが優勝してもおかしくない程、ハイレベルな戦いが期待できます。
特に、EURO優勝経験のある、イタリア、フランス、オランダが
同じグループに属するグループCでは、予選から大激戦が予想されます。
個人的には、しばらく代表チームから離れている、
前述のユベントス所属のアレッサンドロ・デル・ピエロ選手が
代表復帰し、悲願の欧州制覇をなしえてもらいたいと思っています。
彼は今、イタリア国内リーグで絶好調なので、
この勢いをチームにもたらし、一気に優勝へむけて
駆け上がって欲しいと思っています。
皆さんは、どのチームを応援していますか?
誰が活躍すると思いますか?
どなたか、スポーツバーかどこかで、
ぜひ一緒に試合を観戦しましましょう。
それにしても興味深いのは、クラブチーム単位では
イングランド勢がこの世の春を謳歌しているにも関わらず、
イングランド代表チームは「EURO2008」を予選落ちしてしまい、
本戦に出場できませんでした。
ベッカム、ジェラード、ランバードという、
世界でも屈指の中盤を揃えながら、
選手層の薄さが災いした結果かもしれません。
今、イングランドの国内リーグ「プレミアリーグ」では、
例えばアーセナルの様にイングランドのチームであるにも関わらず、
先発選手にイギリス人が1人もいないことがあるなど、
ある意味異常事態が起こっています。
「プレミアリーグ」バブルは、海外の優秀な人材を引き付け、
リーグ全体のレベルや人気が上げる反面、
活躍の機会を失った若手・中堅選手も増加し、
その結果、代表チームの地盤沈下が起きています。
一方、かつては世界最強リーグを自負してきたイタリア「セリエA」では、
イタリア国内の経済不安や、サッカーに関する不正や
スキャンダルの影響で海外選手からの支持が低下し、
優秀な選手の流出が増えています。
その結果皮肉なことに、レベルの高い国内リーグで若手選手が
活躍できる機会が増えて、代表チームのレベルアップが図られ、
今も好調をキープしています。
サッカーの見方は、その試合単独で楽しむということもありますが、
大会全体を通しての戦略、その国やリーグを取り巻いている
環境や背景まで意識しながらみていくと、新たな発見もあり、
深い楽しみ方ができます。
ぜひ、「UEFAチャンピオンズリーグ」と「EURO2008」を
楽しんでください。
もぎたて、とれたて、大速報!
~entrepreneur's a whole new sensitivity
(文章:加藤忠)
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今回は、世界中のメガヒットとも言える、サッカーについて取り上げます。
よくサッカーは、「チームや組織をどうやってマネージメントするか」
という課題に対して、引き合いに出されます。
野球ともよく比較され、サッカー型マネジメントと野球型マネジメントは、
どちらが良いのかについても、様々な見解があります。
一般的には、変革期には、役割が固定される野球型チーム・組織よりも、
サッカー型チーム・組織の方が適しているという意見をよく聞きます。
サッカーの場合、試合が始まってから監督が出せる指示には限界があり、
個人個人の状況判断や意思決定が強く求められます。
そのため、メンバーの自律性が高くなり、様々な変化に主体的に対応できる
創発的な環境が養われるということです。
さて、現在欧州では、「UEFAチャンピオンズリーグ」という
欧州No.1のサッカークラブを決める大会が佳境を迎え、
現在はベスト4が出揃い、準決勝の後、5月21日に決勝戦をむかえます。
http://jp.uefa.com/Competitions/UCL/
今大会では、イングランド勢がベスト4の内3チームを占める中、
残りは1チームはスペインの強豪で、
ブラジルの天才ロナウジージョを擁するバルセロナです。
この大会で優勝することが、何よりもの名誉だと感じる選手が多いため、
ファンの声援を受けながら、己のプライドやチームの名誉のために、
選手は命がけで戦います。
ちなみに、私個人としては、イタリアのユベントスというチームが好きで、
来年はユベントスに優勝してもらいたいのですが、
今大会で残っている中では、バルセロナのメッシ選手を応援しています。
一方で、6月7日からは、欧州版ワールドカップとも言える、
欧州No.1の国を決める4年に一度の祭典「EURO2008」が始まります。
早くも、そんな時期が来たのですね。
http://jp.euro2008.uefa.com/
出場国全16チームが4グループに分かれ、グループリーグから
決勝トーナメントまで約3週間にわたって繰り広げられる
初夏の祭典です。
2006年のドイツで行われたワールドカップ優勝のイタリア、
前回「EURO2004」で奇跡の優勝を果たしたギリシア、
現在世界最高の選手との呼び声が高い、
クリスティアーノ・ロナルドを擁するポルトガル。
さらに、無敵艦隊と呼ばれ現在調子が良いスペインや、
ワールドカップでの雪辱を誓うフランス、オランダ、
そして優勝候補の呼び声が高いドイツなど、
どこが優勝してもおかしくない程、ハイレベルな戦いが期待できます。
特に、EURO優勝経験のある、イタリア、フランス、オランダが
同じグループに属するグループCでは、予選から大激戦が予想されます。
個人的には、しばらく代表チームから離れている、
前述のユベントス所属のアレッサンドロ・デル・ピエロ選手が
代表復帰し、悲願の欧州制覇をなしえてもらいたいと思っています。
彼は今、イタリア国内リーグで絶好調なので、
この勢いをチームにもたらし、一気に優勝へむけて
駆け上がって欲しいと思っています。
皆さんは、どのチームを応援していますか?
誰が活躍すると思いますか?
どなたか、スポーツバーかどこかで、
ぜひ一緒に試合を観戦しましましょう。
それにしても興味深いのは、クラブチーム単位では
イングランド勢がこの世の春を謳歌しているにも関わらず、
イングランド代表チームは「EURO2008」を予選落ちしてしまい、
本戦に出場できませんでした。
ベッカム、ジェラード、ランバードという、
世界でも屈指の中盤を揃えながら、
選手層の薄さが災いした結果かもしれません。
今、イングランドの国内リーグ「プレミアリーグ」では、
例えばアーセナルの様にイングランドのチームであるにも関わらず、
先発選手にイギリス人が1人もいないことがあるなど、
ある意味異常事態が起こっています。
「プレミアリーグ」バブルは、海外の優秀な人材を引き付け、
リーグ全体のレベルや人気が上げる反面、
活躍の機会を失った若手・中堅選手も増加し、
その結果、代表チームの地盤沈下が起きています。
一方、かつては世界最強リーグを自負してきたイタリア「セリエA」では、
イタリア国内の経済不安や、サッカーに関する不正や
スキャンダルの影響で海外選手からの支持が低下し、
優秀な選手の流出が増えています。
その結果皮肉なことに、レベルの高い国内リーグで若手選手が
活躍できる機会が増えて、代表チームのレベルアップが図られ、
今も好調をキープしています。
サッカーの見方は、その試合単独で楽しむということもありますが、
大会全体を通しての戦略、その国やリーグを取り巻いている
環境や背景まで意識しながらみていくと、新たな発見もあり、
深い楽しみ方ができます。
ぜひ、「UEFAチャンピオンズリーグ」と「EURO2008」を
楽しんでください。
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