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第2回目  ◆株式会社の設立が簡単に!◆

アントレプレナーが自らのビジョンを達成するための、
もっともエキサイティングな手段の一つ、それは『起業』です。

この企画では、『起業』するためには避けて通れない、
会社設立に関する手続きなどについて、わかりやすくレクチャー
していきます。

会社設立の際に、

 ●あらかじめ準備しておくこと
 ●間違いやすいポイント、
 ●陥りやすいミス

を知っていただき、ぜひ大きな成功に向けて、
スムーズにスタートしていただきたいと思います。


 ◆この連載は、司法書士 古上敦利事務所 古上敦子さんに
  執筆していただいています。

  古上さんは、実はABS19期の卒塾生で、起業家支援を目的
  とした有限責任事業組合(LLP)を近々設立の予定です。
  マインド、専門分野ともにこの連載にうってつけの方です!


 ▼今回のポイントは・・・
  ・株式会社の設立が簡単に!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●第2回目  ◆株式会社の設立が簡単に!◆
 
会社は、出資をする人、経営をする人、を分けることによって
リスクが集中しない仕組みをもっています。しかし、設立当初は
資金も少ない、会社経営の人材確保も大変、そこで会社法は、
設立がより簡単にできるような改良がなされています。


▼ポイント1 ひとりでも会社がつくれる
 

 所有者・・・資金を出す(株主)
  ↓      ↓
 株式会社  同一人物→ひとりでも会社設立ができる!   
  ↑      ↑   
 経営者・・・経営をする(代表取締役)


▼ポイント2 資本金は一円からでもOK!
       以前は、株式会社の資本金は最低1000万円でしたが、
       この規制がなくなりました。

▼ポイント3 会社の商号に対する規制が撤廃に!
       同一市区町村内で、他人が登記した商号と類似する商号を、
       同一の営業のために登記できない、という規制が廃止
       されました。

       ただし、同一商号で同一の所在地は認められていません。

▼ポイント4 資本金の払い込みが簡単に!
       発起人(会社設立のために資金を出す人)の通帳に、
       資本金を振り込み、表紙と振込み金額のページを
       コピーしておきます。


会社法以前の設立費用・・約1,027万円
会社法施行後    ・・約   24万円(専門家に依頼しない場合)

ずいぶん違いますね!


◆ 自社の羅針盤、定款

さて、第1回目でご紹介したように、定款は会社経営になくては
ならない重要文書です。設立後、あらゆるステイクホルダー
(顧客、従業員、株主、銀行、地域社会等の利害関係人)と
関係を築いていくときに、定款は経営に関する情報発信元となり、
会社の信用を得る上の基本となるものです。

常に自社の定款に立ち返り、問題解決においては、ベストな決定が
できるようにしたいものです。

なお、設立用書面や定款見本として法務省のホームページを
参考にしてください。
http://www.moj.go.jp/ONLINE/COMMERCE/11-1.html上記、申請書様式 01-1株式会社設立登記申請書
(取締役会を設置する株式会社の発起設立)参照


◆ 定款の構成

定款の内容を大雑把につかんでおきましょう。以下は、簡単な構成です。
★は、定款に必ず記載しないと無効になる事項

第1章 総則  ★商号、★目的、★本店所在地、公告の方法  

    第2章 株式   株主の権利を明確にするための内容

   ☆第3章 株主総会 株主の意思を反映する会社の最高決定機関
 
   ☆第4章 取締役、監査役、代表取締役及び取締役会
 
☆は、会社の機関とよばれており、役員の構成は、
選択の幅が広くなっています。

第5章 計算   会社の事業年度、株主などへの配当

第6章 附則   ★設立時に出資される財産の価額
         ★発起人の住所氏名


  株式会社の法的内容を理解したい、と切実に思うのは、
  設立後、顧客との会話、取引先社長とのやり取り、
  あるいは資金調達の、そんな場面です。ということで、
  当事務所としては定款へのこだわりを大事にしています。


◆起業家が知っておくべきポイント

 株式会社に関わる用語に慣れておくことをお勧めします。
 詳しくはグーグルなどで検索して頂くとして、
 次回、はずせないポイントをご紹介します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

いかがでしたか?

「起業」はアイデアや事業プランだけではうまくいきませんよね。
法律や実務の部分も学んでいただきたいと思います。

ABSの講座では自身の資質を向上したり、事業プランを精査して
もらい、講座ではカバーできない起業のテクニカルな部分を、
このメルマガで補完する、といった目的もあります。

ぜひご意見などいただければ幸いです
 ⇒ abs@bbt757.com

今回は、初級の内容となります。
好評のようでしたら、中級編や別の切り口でのシリーズ化を
考えています!

※なお、この原稿は古上さんに執筆していただいた後、
 司法書士の立花宣男様に監修して頂いております。

 ●監修者: 
  元東京法務局法人登記部門首席登記官
  日本加除出版株式会社 常任顧問
  司法書士 立花宣男



この文章は大前研一のアタッカーズ・ビジネススクールが発行するメルマガ【情熱DNA】(まぐまぐ殿堂入り)にて配信した内容です。ご登録いただければ毎週水曜日、お手元に届きます。こちらから
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