「ヒルズ族」予備軍”は大揺れ?

ライブドアの件を受け、ABSには、ここ数日テレビや新聞など、
いくつもの取材の連絡が入りました。
(起業家養成スクールを探され、ABSにたどり着いたとのこと)

マスコミの方々のスタンスも様々ですが、中には「起業マインドは冷え込む」
という論調で、番組や紙面を構成しようとする意図があったようです。

起業家(及び起業家を目指す人)は堀江氏の影響を大きく受け、
彼のような起業家を目指していたため、今回の件で志を諦める人が
増えるのではないかというトーンです。


ただ、ABSの受講生や卒業生と話をすると、
今回の件と、個人の起業意欲はあまり関係ないようです。

起業家を目指す人は今回の事件をどう見つめているか
という視点でこのメルマガから情報発信できればと思います。

実際に、今期受講生の方々に意見を文章
もしくは口頭で聞きましたので代表的なものを挙げてみます。


■質問1;あなたは、ライブドアの事件についてどう思われますか?

この質問にも多くの回答を頂きましたが、以下の方のコメントが
総論をあらわされているように思えます。


☆30代IT関連事業経営〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

若くても世の中に打って出れるという勇気を若者に与えた点では
評価できますが、拝金主義になり、違法行為を行った点では、
若者に対する世間の評価をネガティブに変えかねないので、
罪は重いと思います。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

もうひとつの視点で、質問を投げかけました。



■質問2;ライブドアの事件で、
あなたの起業に関しての意識はどう変化しましたか?

以下に、代表的な3名の方のコメントを掲載します。

☆40代 4月創業に向け準備中〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

起業に関しての意識はやはり自分の起業マインドは間違っていなかった
と思いました。悪いことをやってはいけない。熱い志が根っこにあって
人や社会の為になることでお金が儲かるシステムを構築して
会社を経営していくべきである。
その気持ちがゆるぎないものとなりました。
メッキはいつかははがれます。純金は削っても光は決して失せる事は
ありません。
再確認ができ自分には勇気がでてきました。




☆20代 不動産関連企業勤務 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

あまり関係ないです。変化はあるかもしれませんが…?

どのようなビジョンを打ち立てて起業するべきか、
また作った会社が社会に対してどういう存在になるかが大切だと思ってます。
そして自分が事業にどう取り組むかです。

法律すれすれの買収&合併で大きくなったライブドアは
会社を長期的に成長させる企業理念がなかったような気がします。
《中略》

学ぶべきは
会社を長期的の存続させて成長させるには、
きちんと社会に認知される理念が必要だと思います。
それがなければ、短期的には成功しても、
長期的に成功する事はないのかもしれません。



☆30代IT関連事業経営〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

老壮青で力を合わせて、それぞれの世代の強みを活かして世の中を
よりよくしていくべきという考え方は、これまでと変わらない。
「青」たる若者としては、堀江氏を反面教師にして、背筋を正すことで
今回を良い教訓とすればよいのではないか。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

現実を冷静に受け止め、学ぶべき点からはしっかりと
学び取っているように思います。

ABSでは、10訓↓にもあります通り、
  http://www.attackers-school.com/aboutus/index.html

10年に渡って事業家の倫理観や他人資本の重要性などを、
暗に、時には直に伝えて参りました。
また今後も、その考えに基づいた講座提供を変えることはありません。

アントレプレナー型人材育成に特化してきたABSでは
益々社会的な役割が求められるように思われます。

それゆえに、これからもぜひ読者の皆様からのご意見に真摯に耳を傾け、
その社会的な役割を追求していく所存です!    (松澤)

この文章は大前研一のアタッカーズ・ビジネススクールが発行するメルマガ【情熱DNA】(まぐまぐ殿堂入り)にて配信した内容です。ご登録いただければ毎週水曜日、お手元に届きます。こちらから

サイエンスパーク株式会社代表取締役 小路 幸市郎さん(ABS5期受講、今から7年ほど前に受講)vol.1

今回ご紹介するのは、サイエンスパーク株式会社
代表取締役 小路 幸市郎さん
   (ABS5期受講、今から7年ほど前に受講)

    http://sciencepark.co.jp/

事業内容は、「デバイスドライバー関連の開発」です。

ドライバでの高度な技術力を通じて、企業や社会技術革新を
もたらし、ビジネス機会の創出、新テクノロジー開発、新プロダクト
新サービスの創造に貢献し、これからのマーケットをリードしていく
と思われます。

起業して、11年半たった今、ドライバで情報漏えいを防ぐ
「4thEye」の発想は、国内のみならず、米空軍に認められこれから、
さらに世界に向けて躍進していきそうな企業です。


それでは、
既成概念を打ち破り、突き進む、小路さんのストーリーを紐解こう!

今回は、起業まで。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

Q、起業を目指し、最初に職につかれるまでについて聞かせてください。


A、私は、高校卒業後、以前の労働省管轄の職業訓練大学校に
  進学しました。その後は大学院進学を考えていたのですが、
  大学4年在学中に、父が亡くなったため、一時は進学を
  あきらめていました。しかし、技術員制度というものを
  利用することで、給料を貰いながら都内の私立大学にて
  学べることになりました。

  職業訓練校在学時から、もともと起業を考えてはいましたが、
  技術員時代に、自分を見つめ直した際、改めて私は自分が
  起業したいのだという思いを強くしました。

  そして、当時、起業したばかりのロボットを作っている
  社員3人の小さなベンチャー企業に就職しました。
  
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

Q、どういった基準で、就職先を選ばれたのですか?


A、大学卒業後は、将来起業するといったことを意識していたため、
  「会社がどういう風に動くか」ということに身近に接することが
  できる会社への就職を考えました。会社の運営から、財務、
  技術的なこと、営業と全てを見ることが出来る小さな会社を選びました。

  また、技術者として、早い段階で、エンジニアのプロになりたい
  と考えていました。そういった発想の中で、ロボットを作る
  ということは、様々な技術の結晶であると考えていたため、
  ロボット関連の開発を行っている会社を選びました。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

Q、入社されてその後はどのようなキャリアをつまれたのですか?


A、入社後、5年ほどで、会社は、従業員数100人を抱える規模へと
  成長しましたが、残念ながらその会社は土地事業に失敗したことで、
  社員の心が離れ、次々にやめていき、ついに倒産してしまいました。

  その後、起業するために、早くエンジニアとして一人前に
  なりたかった私は倒産した前職の下請け企業に再就職しました。
  バブル後でも、儲かっていたこの会社でも、
  私は、自らの起業のために着実に準備することができました。
  しかし、入社して5年ほど経つと、この会社も経営状態が悪化し、
  社員が離れていきました。

  私自身も、ギリギリまで金銭的に追い詰められていたため、
  1994年5月起業へと踏み切りました。

  初めは、今までの経験を生かして、顧客の要望に合わせて、
  ソフトを作り、売り、サポートするといった仕事をしました。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

Q、上記、2つの会社からは、教訓として何を学ばれ
  また、今のサイエンスパークのどんな面でそれらが生きていますか?


A、まず、一番思ったことは小さくても
  堅実で、強い会社を作ろうと心がけていることです。
  2つの会社での経験から、
  実態がないのに大きく見せる虚業は避けたいと考えてました。
  
  また、2つの会社経営者は財務のことができませんでした。
  だから、私は、財務面の勉強をし、今の経営に役立てています。
  

(この記事は対象企業へ取材し、作成しております。松澤)

●次回は『ABSでの経験』と『ヒット商品』についてお伝え致します。
 ご期待ください。
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*起業家志望の読者の皆様が、ここでご紹介する方の起業していく
 プロセスを知ることで、追体験していただくことが目的です。

 結果的にロールモデルを作ることで、より成果が出やすい
 発想や行動に 切り替わることきっかけとなることを思います!


 いずれにしても是非、一緒に応援してあげて下さい!
  ⇒「サイエンスパーク」 http://sciencepark.co.jp/



この文章は大前研一のアタッカーズ・ビジネススクールが発行するメルマガ【情熱DNA】(まぐまぐ殿堂入り)にて配信した内容です。ご登録いただければ毎週水曜日、お手元に届きます。こちらから

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