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【4】もぎたて、とれたて、大速報!

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【4】もぎたて、とれたて、大速報!
    ~entrepreneur's a whole new sensitivity
                       (文章:加藤忠)
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 こんにちは。アタッカーズ・ビジネススクールの加藤忠です。
 久々にこのコーナーを担当しますので、よろしくお願いします。

 みなさん、この夏はいかがお過ごしですか?
 海に、山に、アミューズメントパークにと、
 いろいろな楽しみ方がありますね。

 そんな中今回は、僕にとって永遠のヒーローである仮面ライダーの最新映画、
 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
 をご紹介します。
 もちろん、僕も見に行くつもりです。
 
 そもそもヒーローと言えば、ウルトラマン、ゴレンジャーを筆頭とした戦隊シリーズ、
 そして仮面ライダーを思い浮かべますよね。

 ご存じの方もいらっしゃると思いますが、その仮面ライダーシリーズは、
 『仮面ライダー』から現在放映中の『仮面ライダーディケイド』まで、
 テレビでは約20作品あります。
 他にも、『ZO』・『J』 といった、映画オリジナルの作品もあります。
 特に、平成になってから始まった「平成仮面ライダーシリーズ」は、
 現在まで10作品放映されており、オダギリジョー、賀集利樹、水嶋ヒロ、佐藤健など、
 イケメン若手俳優たちが多く登場し、子供だけでなくそのお母さんたちまで巻き込んだ
 社会現象にもなりました。
 出演する俳優にとっても、まさにスターダムへの登竜門と言われています。

 現在放映中の『仮面ライダーディケイド』は、平成シリーズ10作品目のメモリアルで、
 ラテン語で10を意味するディケイド(Decade)というネーミングが使われています。
 まさに「10年に1度のお祭り」にふさわしく、「クウガ」「カブト」「電王」など
 「平成仮面ライダーシリーズ」のライダーに加えて、
 それ以前の歴代ライダーが一部登場するクロスオーバー作品です。
 毎回何が飛び出すかわからないので、いつもテレビを見ていて手に汗握りながら
 本当にワクワクしています。

 ちなみに平成仮面ライダーシリーズに登場するライダーは、
 「クウガ」「アギト」「龍騎(リュウキ)」「555(ファイズ)」「ブレイド」
 「響(ヒビキ)」「カブト」「電王(デンオウ」「キバ」「ディケイド」です。
 これを、黒川伊保子さんが講師を務める『感性マーケティング講座』でおなじみの
 語感分析を行うと、面白いことがわかります。
 興味のある方は、こちらでお試しください。(有料です)
 http://www.hitname-factory.com/

 仮面ライダーシリーズが商業的な視点から見て面白いのは、
 テレビ作品を中心としながら、映画化をはじめ、キャラクターグッズ、ゲーム、
 DVDなど様々な商品展開を行っていることです。
 人気あるシリーズでは、100億円を超えるキャラクターグッズ売り上げがあります。

 また、データカードダスを使って遊ぶ『仮面ライダーバトル ガンバライド』は
 とても人気があり、大人から子供まで楽しんでいます。
 ゲームセンターを通りかかると、様々なカードを持った人々が並んでいる姿を
 よく目にします。
 このゲームは、様々な仮面ライダーのカードを使い、仮面ライダー同士が
 タッグ組んで必殺技を駆使しあいながら戦います。
 カードには、ノーマルカードからレジェンドレアカードまで5種類の
 レアリティーがあり、入手困難なカードはヤフーオークションでも
 高値で落札されています。

 そしていよいよ8月8日からは、
 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
 が公開します。

 この作品は、現在放映中の『仮面ライダーディケイド』の劇場版で、
 クロスオーバー要素をさらに拡大させたものです。
 登場する仮面ライダーは、「平成仮面ライダーシリーズ」のみならず、
 1号(懐かしいですね。僕ですら、再放送で見ていました。)からBLACK RXまで、
 昭和の仮面ライダーが、さらには次回9月より放送予定のWまで、
 まさにオールライダーが一同に会し、所狭しと暴れまわる作品です。
 
 今や国民的な人気を博している、電王に登場したモモタロスもちゃかり登場します。
 また、本作や『仮面ライダーディケイド』本編の主題歌を担当するGACKTが
 ライダーマンとして登場することも大いに話題になっています。
 ライダーマンは、改造人間ではなく人間のまま仮面ライダーになったことで、
 当時大いに話題になりました。だからこそ、GACKTは引き受けたとインタビューに
 答えていました。
 
 この作品の流れとしては、前半は『仮面ライダーバトル ガンバライド』さながら、
 最強のライダーを決めるため立ち上がる主人公の士(つかさ)を中心に、
 仮面ライダー同士、とりわけ平成ライダーVS昭和ライダーの戦いが
 ストーリーの根幹となります。
 その中で、その裏に隠された陰謀が後半に向けて次第に明らかになっていきます。
 
 そして後半では、悪の組織の代名詞である「ショッカー」が「大ショッカー」
 として復活。死神博士、地獄大使などの大幹部や多くの怪人が登場し、
 昭和・平成ライダーが入り混じったライダーバトルが繰り広げられます。
 ショッカー戦闘員、デストロン戦闘員なども登場し、きっと爽快に
 やられると思います。

 それにしても、まさに往年のファンから今の子供達まで、全てが童心にかえって
 楽しめる作品ですね。

 この映画を見ることで、テレビで放映されている謎についても、
 明らかになるとも言われています。
 まさに、熱い夏をもっと熱くする話題作ですね。

 よかったら、ぜひご覧になっていただき、感想をお聞かせください。
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これからのトレンド&イベント

もぎたて、とれたて、大速報!
    ~entrepreneur's a whole new sensitivity
                        (文章:加藤忠)


いよいよ3月ですね。
まだまだ本格的な春とは言えませんが、やっと寒い冬が終わって、
暖かくなることは嬉しい限りです。

私は寒いのが苦手な分、春になると、あれもやってみたい、これもやってみたいと、
様々なものに興味が出ます。
中でも、なぜかこの時期は、美術館に行ってみたいと思う時期です。
今、Bunkamuraのザ・ミュージアムで開催されている
「20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代」や、
国立西洋美術館で開催されている
「ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」
はとても興味深いです。

「ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」は6月14日までと、
まだ時間にゆとりがありますが、
「20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代」は、
3月22日までなので、興味のある方は、ぜひ急いで足を運んでみてください。

クレーの絵は、とても暖かく柔らかくて、親しみやすいものが多いです。
「忘れっぽい天使」は、本当に好きな絵の一つです。

「20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代」には、
ピカソとクレーのほかにも、ミロ、マティス、シャガールや、
私の好きなマグリットなどの作品も飾られてあります。



また、ちょうどこの時期は、プロ野球の開幕に先駆けたWBCの開幕や、
17年目を迎えるJリーグの開幕など、ビッグイベントが目白押しです。

今回は、新年度を間じかに控えたこの時期なので、
2009年度に実現するイベントや出来事で、
この3月から8月まで6ヶ月間のものをざっと紹介します。


【3月】
 ◇シャングリ・ラホテル東京オープン
  これで、世界中のブランドホテルがほぼ東京に集結
 ◆WBC開幕
  ベースボール世界一の称号を日本は2連覇できるか?
 ◇Jリーグ開幕
  17年目の今年、鹿島の史上初3連覇はあるか?
 ◆F1GP開幕
  大幅なレギュレーション変更で、ドライバーの実力がより問われることに!
 ◇キッザニア甲子園オープン
  豊洲に続く国内2番目。関西の景気への影響はいかに?

【4月】
 ◇プロ野球開幕
  WBSの影響がある中、ペナントレースの行方は?
 ◇東京ディズニーランドに新アトラクション
  「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」
  オープン
  魔法の国に、また一つのアトラクションが登場!
 ◇「フォーエバー21」日本上陸
  米国で人気のチェーン店が原宿に
 ◇『レッドクリフ PartⅡ』公開
  超話題作の続編がいよいよ公開
 ◇ABS SPOF(背中をポンと押すファンド)募集開始

【5月】
 ◆『天使と悪魔』世界同時公開
  『ダ・ヴィンチ・コード』続編が世界同時公開!
 ◆UEFAチャンピオンズリーグ決勝
  優勝はマンチェスター?バルセロナ?私の好きなユベントス?
 ◇裁判員制度開始
  日本の裁判制度はどうなる?
 ◇『レスリングどんたく2009』
  新日本プロレスの威信をかけた大会が復活!
 ◇ABS【09年第2期】開講

【6月】
 ◇サッカーワールドカップアジア最終予選最終戦
  みんなで行こう、南アフリカへ
 ◇横浜開港150周年
  横浜の街がお祭りムードに
 ◇富士山静岡空港が誕生
  札幌、福岡、沖縄、ソウルへ直行便運行
 ◇「コストコ新三郷倉庫店」開業予定
  全国で9店舗目のコストコ誕生
 ◆FIFAコンフェデレーションズカップ開幕
  南アフリカW杯のプレ大会として、南アフリカで開催

【7月】
 ◇「ごくせん」映画公開予定
  これでシリーズ完結
 ◇ドラゴンクエスト9 星空の守り人」発売予定
  ドラクエ最新作、いよいよ発売なるか?
 ◇皆既日食
  2009年7月22日に46年ぶりの日食。奄美大島は絶好の見所スポット
 ◇ABS SPOF(背中をポンと押すファンド)最終審査


【8月】
 ◇『20世紀少年第3章』公開予定
  壮大な3部作の完結編がここに


                                          ここまで

映画、ドラマに見るアントレプレナーシップ

【4】もぎたて、とれたて、大速報!
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                        (文章:加藤忠)

 アタッカーズ・ビジネススクールと言えば、アントレプレナーシップですが、
 映画やドラマの中の主人公達の姿に、それを垣間見ることができます。
 アントレプレナーシップとは、新価値創造スキルであり、行動様式、
 思考様式であり、そして自らの生き方を示しています。
 ABSでは、何も起業家のみを指し示す言葉ではないと思っています。

 今回は、特に、そのアントレプレナーシップを感じられる作品を中心に、
 最近話題の映画やドラマを紹介したいと思います。

 まず、その筆頭として挙げられるのは、ご存知人気海外ドラマの『24』です。
 キーファー・サザーランド演じる主人公ジャック・バウワーは、
 どきどきキャンプがものまねするするなど、日本でも大変有名ですね。

 今年の1月から米国では、『24』シーズン7が始まりました。
 このシリーズは、本来昨年の1月から放映される予定でしたが、
 脚本家のストライキなど様々なトラブルにみまわれ、
 放映が延期になっていたものです。

 『24』シリーズは、過去には、大統領暗殺未遂や、核兵器・細菌テロ、
 はたまた大統領が仕掛けた陰謀など、様々な国家の危機をテーマに描かれています。
 ジャック・バウワーは、何度も死の瀬戸際に立たされながらも、
 その度不死鳥の如く蘇えり、時には痛みを伴いながらも大義に基づく
 意思決定をして、国家を救出しています。

 彼の中にあるのは、国家を守るという大義。そして信念。
 そのためには、時に非情とも言える決断を余儀なくされたり、
 どんな危機に陥っても、自らリスクを省みず飛び込む勇気が求められます。
 また、上司の命令も無視してでも、正義のために行動する力に、
 惹き付けられるものがあります。
 この姿勢に、アントレプレナーシップを感じさせられます。

 シーズン7では、舞台がロサンゼルスからワシントンD.C.に移されます。
 CTU(テロ対策ユニット)は政府によって解体され、
 代わりにCIP(Critical Infrastructure Protection)という機関が登場します。

 エンジニアの誘拐から始まり、ジャック・バウワーが上院公聴会で証言させられる
 というシーンが、いきなり衝撃的です。
 そして、かつての仲間で、死んだと思われていたトニー・アルメイダが、
 敵として登場するとも公式発表されています。

 一体、今回はどんな展開が待ちうけ、どんな結末になるのか?
 今からとっても楽しみですね。

 ちなみに、シーズン6とシーズン7をつなぐ特別エピソードは、2008年の11月に
 米国で放映されています。日本でのDVDリリースは、2009年3月19日を予定しています。


 次に挙げるのは、ご存知『007』シリーズ。
 大人気シリーズのこの映画ですが、まさに主人公のジェームズ・ボンドには、
 もの凄い魅力があります。

 今回公開されている『慰めの報酬』は、初めて、前作の続編という設定で、
 作品が展開されます。

 前作『カジノ・ロワイヤル』でジェームズ・ボンドは、
 愛した女性ヴェスパーに裏切られる悲劇の結末を迎えます。
 その後も、組織に溶け込めず、孤独の葛藤にさいなまれる日々をむかえ、
 時にはライセンスを剥奪されそうになったり、時には航空券も買えない
 仕打ちを受けます。

 それでも、崇高な理念と高い志を持ち、自分の中にある高い目標を目指します。
 そして、どんな強い敵と戦っても、どんな逆境に立たされても、
 どんなピンチな状況でも、慌てず騒がないクールな身のこなしが、
 アントレプレナーシップを感じさせます。

 何かあった時に、決して逃げない。
 何かあった時に、おたおたしない。

 そんなところが、ジェームズ・ボンドの魅力ですよね。


 そして、最後が、野球アニメの『MAJOR』です。
 1994年から連載開始し、現在もNHKで放送されています。
 現代20歳前後の主人公は、日本のプロ野球チームに所属することなく、
 メジャーリーガーとなって、世界を相手に戦っています。

 テレビでは、WBC(ワールドベースボールクラッシック)をモチーフとして
 野球版ワールドカップに備え、日本代表が勢ぞろいしたところです。
 (日本代表には、イチローや松井、松坂選手などをモデルにした選手が
 多数出場します)

 また、劇場版として、『メジャー 友情の一球(ウイニングショット)』も
 公開されています。

 少年向けの野球アニメですが、以外と大人もはまります。

 主人公・茂野吾郎は、典型的な野球小僧で、まっすぐでひたむき。熱い性格です。
 野球選手だった父親の影響を受け、幼少から野球に興味を持ちます。
 そして、父親の死後も野球への情熱を失うことなく、持って生まれた才能に加え
 努力を重ねて、常にチャレンジし続けます。

 アニメ全体を通じて、「友情」「家族愛」「努力」「情熱」という
 キーワードに加え、「逆境」「不屈の精神力」「挑戦」というキーワードが、
 作品を貫いています。

 誰でも、できれば恵まれた環境で、スポーツをしたいと思います。
 誰もが、できれば恵まれた環境で、仕事をしたいと思います。

 でも、主人公は、常に厳しい環境に、弱小チームに身を置き、
 やる気や自身が無い仲間の心を、情熱のプレゼンテーションで動かし、
 チームが一丸となって進んでいく姿が、とても印象的です。
 また彼は、ピンチになる程、力を発揮します。

 アントレプレナーシップの重要な要素である
 仲間を説得や強制ではなく、共感と感動で動かすことを、
 自ら手本となることで示す主人公に、
 ピンチでワクワクしチャンスに変える主人公に、感情輸入してしまいます。

 もちろんアニメなのですが、忘れていた熱い気持ちを思い出せます。


 よかったら、この3作品、ぜひご覧になってみてください。
 単純に面白いですよ。

もぎたて、とれたて、大速報!

今回は、前回の続きで、三国志についての内容となります。
(といっても、みんな忘れていますよね。それでも懲りずに三国志です)

制作費100億円をかけた超大作『レッドクリフ』
(これは、PartⅠなんですね)を、私も見てきました。
本当に、2時間30分があっと言う間でした。

トニー・レオンが演じる周瑜と、金城武が演じる孔明。
どちらもものすごくかっこ良く、凄みがありました。

それに、関羽、張飛とも、イメージに重なっています。

個人的には、フー・ジュン演じる趙雲が、物凄く好きです。
長坂の戦いで、劉備の嫡子阿斗を救うため、単独で曹操軍に乗り込み、
救った活躍には、本当に身体が震える程、感動がありました。

ただ、この子供が成長し劉禅と名乗り、のちに劉備の後を継ぎ、
蜀の皇帝となるのですが、その凡庸さゆえに蜀の弱体化を招くというのは、
なんとも歴史の皮肉な結果といか言いようがありません。

それはともかく、この映画では、周瑜が軸となってストーリーが進んでいく
という意味では、少し斬新な部分があります。
通常赤壁の戦いと言えば、孔明の神がかり的な活躍がクローズアップされ、
どちらかというと周瑜は、その引き立て役にまわっています。

今回の映画の中で扱う部分が、赤壁へのプロローグというものありますが、
周瑜と孔明の友情や、趙雲が周瑜に恩義を感じる部分など、
人間模様が織り成す絢が、とても面白いです。

赤壁の戦いの決着がつく『レッドクリフ PartⅡ』も、
中国では、1月8日より公開で、日本でも4月に公開予定です。
今度は、公開後すぐにでも見に行こうと思っています。


ちなみに、「赤壁の戦い」は、最終的には火攻めで勝負がつくのですが、
その火攻めに至る迄の間には、こんなエピソードがありました。

1.「10万本の矢」~“臥竜”カリスマ孔明の知略~
孔明は周瑜より、「10日以内に矢を10万本調達していただきたい」
という命令を受け、曹操軍を欺き、3日後には10万本以上の矢を手に入れた

2.「苦肉の計」~黄蓋と周瑜、義による覚悟と心の慟哭~
黄蓋と周瑜の間にいさかいがあったように見せかけ、黄蓋の投降を信じさせた

3.「連環の計」~“鳳雛”?統の策略~
船酔いに苦しむ曹操軍に、?統は、船を鎖でつないで
船酔いをおさめる旨を進言して

4.「東南の風」~臥竜”カリスマ孔明の奇跡を呼ぶ神通力~
孔明が祭壇を築かせ、髪を振り乱して天に祈り、
11月に吹くはずもない東風を呼んだ。


「赤壁の戦い」の本戦は、曹操軍80万vs周瑜率いる孫権軍2万+劉備軍2千。
だが、関羽、張飛らとともに出陣した劉備は、実際には後方に布陣し、
戦局を見守る「進退の計」であった。
つまり、劉備軍は、ほとんど何もしていないに等しい。

それでは、なぜ孫権&劉備軍は、この戦いに勝てたのか?

「赤壁の戦い」の勝因を分析すると、

① 曹操軍は、慣れない土地で疫病が蔓延し、士気が低下していた
② 「苦肉の計」により黄蓋の投降を信じ油断したため、
 黄蓋が率いた薪や枯草をつんだ船を近づけた
③ 「連環の計」により船通しが繋がっていたため、
 身動きがとりにくい状況になっていた
④ 仮に火責めを企てられても、風向き上、全く問題ないと油断しきっていた
⑤ そのため、孔明の奇跡により東南の風が吹いたため、火責めで大打撃を受けた
 
さらには、

<曹操の敗因>
○圧倒的な兵士数の差(80万vs2万)で油断
○慣れない土地で疫病蔓延。士気低下
○船での戦いに不慣れのため、藁をもすがる気持ちで黄蓋の投降を信用  

<周瑜の勝因>
○火責め作戦にすべてのリソースを集中し、プロセスを設計し、
 地の利、時の運、人の和が結集した時に、戦いを行う

ということだと思っています。

また、トップと参謀の能力がバランスよく発揮されたことも
重要な要素だと言えます。

孫権(トップ):降伏論者を一蹴し同盟を決断
        ⇒反対派多数の中、己の意思通り決断

周瑜(参謀) :曹操軍に疫病がはやる
        ⇒敵を知り、情報を収集し分析する能力


前回と今回のもぎたて情報は、どちらかというと、
歴史(三国志)から学んだことを、現代のビジネスの戦略やリーダーシップ、
意思決定などにどうやって活かすか、といった話になりましたね。

このテーマだと、まだまだ語りたいことは一杯ありますが、
ちょっと趣旨からずれてきてしまいました。

また次回から、もぎたてとれたての情報を、お届けしたいと思います。

もぎたて、とれたて、大速報!

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                        (文章:加藤忠)
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いよいよ11月になりますね。
秋本番の最中、制作費100億円をかけた超大作『レッドクリフ』が、
11月1日より公開されます。

これは、『M:I-2』を手がけた巨匠ジョン・ウー監督渾身の作品で、
中国史に燦然と輝く英雄たちの物語である『三国志』を映画化したものです。
1800年の時を超えて、伝説の戦いと言われる「赤壁の戦い」を主なテーマに、
英雄たちの活躍や、愛や友情、信頼や裏切りといった人間模様を描いています。

『三国志』を詳しくご存知ない方もいらっしゃるかと思いますので、
ここで簡単に紹介します。

「三顧の礼」
「桃園の誓い」
「水魚の交わり」
「天下三分の計」
「泣いて馬謖を切る」

これらはすべて、『三国志』から生まれた言葉です。

今から1800年以上前、日本で言えばまだ卑弥呼の時代、
中国漢王朝末期以来の治乱興亡を描いた壮大なドラマで、
一般的には、陳寿が史実を忠実に叙述した正史である『三国志』よりも、
1300年代になって羅漢中がまとめた、史実を基にした物語『三国演技』の方が
広く知れ渡っています。

そのため、一般的に『三国志』とは、『三国演技』を指します。

この物語は、漢帝国衰退後、魏、呉、蜀、三国の興亡を描くという
史実を基にしながら、人間描写に優れ、ストーリーも起伏に富んで、
感情移入がしやすい内容になっています。

登場人物は500人以上を超え、特徴的なキャラクターが精彩を放ってます。
特に、魏を率い圧倒的な力を持つ曹操に対し、
様々な資源で魏に劣りながらも、蜀を率いる劉備とその仲間
孔明、関羽、張飛、趙雲らの活躍や人間模様が、
後生の私たちの心を捉えて離しません。

私が考えただけでも、

□勧善懲悪のストーリーとし、正義対悪の構図を明確にして、
 わかりやすく楽しむ
□人間関係や、それが織り成す光りと影について思いをめぐらす
□ゲーム感覚で、武将や軍師の優劣を競ってみる
□大きな歴史にうねりと流れを捉え、普遍的な原理原則を探る
□悲劇のヒーローに愛惜の念を投影し身を馳せる
□ビジネスの現場に置き換えて、自分が蜀の国の立場だったら、
 または、自分が孔明だったらどうするか、などをイメージする

など、いろいろな読み方や楽しみ方がある物語です。 

実際、以前私は、「三国志勉強会」という勉強会で、
三国志から学ぶ現代のビジネスについて、ディスカッションしていました。

それはさておき、『レッドクリフ』は、その『三国志』の中でも
最も有名な戦いである「赤壁の戦い」中心に、映画が作られています。

「赤壁の戦い」は、80万の大群を率いる魏の曹操に対し、
たった3万で立ち向かう孫権率いる呉+劉備率いる蜀が
長江の赤壁で繰り広げた戦いです。

戦いそのものに至るまでのプロセスと、その時何が起こり、
誰がどうやって歴史を動かしたのかを、簡単にまとめてみます。

1.「長阪坡の戦い」で劉備が曹操に敗北

2.孔明が呉の孫権との同盟をはかり、呉の魯粛と面会し、
  劉備と孫権が同盟を結び、曹操に立ち向かうことで意見が一致

3.孔明が呉の降伏を主張する張昭ら学者らと面会し、ことごとく論破

4.孔明が魯粛とともに孫権のもとを訪れて同盟をけしかけ、孫権がこれを承諾

5.孫権のもとに曹操から事実上宣戦布告の手紙が届き、張昭らが降伏を主張する

6.降伏論者説き伏せるため、孫権が周瑜を呼び寄せ、周瑜の演説により
  孫権が同盟を決断。最終的な劉備・孫権の同盟が成立。
  「赤壁の戦い」への準備が完了。

この背景には、孔明、魯粛、周瑜の3人の働きがあります。
3人の主な活躍内容と、思惑を推測すると、こんな感じかと思います。

 ●孔明:殺し文句で孫権をその気にさせた
  「若事之不済、此乃天也。安能復為之下乎。」
  まずは劉備を一国の殿にしたい

 ●魯粛:孫権をバックアップした
  「早計大計。莫用衆人之議也。」
  今は同盟するが、そのうち劉備を家来にしたい

 ●周瑜:臆病な降伏論者を、理を尽くし黙らせた
  呉を守り孫策の大恩に報いたい

いずれにしても、孫権との会見で行った孔明の弁が運命の鍵を握りました。
普通ならば、弱者孔明が強者孫権に「お願い営業」をするところだが、
ことを成立させるために「対等な立場」を主張し、win-winの関係を強調しました。

長くなりましたので、この続きは映画の感想を踏まえ、次回お届けますね。

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