末吉孝生先生のワークショップセミナー
ABSの高岡です。
先日、ある企業のチームマネージャーとお話しする機会がありました。
その方は部下が自分の思い通りに仕事をしてくれないとか、
部下がどういう方向性(思い)で仕事に取り組んでいるかが理解できないとか、
とにかく「チームをまとめることの難しさ」について語っておられました。
今日、そんな悩みを解消すべく
末吉孝生先生のワークショップセミナー
『ビジネスリーダーのための人生戦略構築術
−パーソナリティ分析による心理学的構築法―』が開催されました。
ABSの「創造的戦略思考講座」の講師でもある末吉先生は
経営戦略、マーケティングを中心としたコンサルティングだけでなく
経営幹部のコーチングなどにも従事されていて、
『セルフコーチング』『プロジェクトチームのためのチームマネジメント』など、
多数、出版されています。
セミナーでは、まずパーソナリティ分析手法をもとに作られた
30問の簡単な質問に答え、その答えから自分の潜在能力を把握する
というところからはじまりました。
「白黒はっきりしていないと嫌というタイプ」
「こうでなければならない!というタイプ」など5つの因子があり、
どの数値が高いかによって、自分の特性が分かるというもの。
私もそうですが、自分の特性って、なんとなく理解しているぐらいで、
ちゃんと把握できているという方は少ないのではないでしょうか。
リーダー自身が自らの特性を把握し、
さらにチームのメンバーの特性を把握することで、
最大のポテンシャルを発揮できるチームへと導く
ご参加いただいた方は、ぜひ職場などで活用していただければと思います。
このワークショップセミナーはお陰様でご好評をいただいたようです。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!!
08年1期開講講座の末吉先生の「創造的戦略思考講座」でも
パーソナリティ分析手法を解説いただけます。
講座の詳細はこちら!
先日、ある企業のチームマネージャーとお話しする機会がありました。
その方は部下が自分の思い通りに仕事をしてくれないとか、
部下がどういう方向性(思い)で仕事に取り組んでいるかが理解できないとか、
とにかく「チームをまとめることの難しさ」について語っておられました。
今日、そんな悩みを解消すべく
末吉孝生先生のワークショップセミナー
『ビジネスリーダーのための人生戦略構築術
−パーソナリティ分析による心理学的構築法―』が開催されました。
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経営戦略、マーケティングを中心としたコンサルティングだけでなく
経営幹部のコーチングなどにも従事されていて、
『セルフコーチング』『プロジェクトチームのためのチームマネジメント』など、
多数、出版されています。
セミナーでは、まずパーソナリティ分析手法をもとに作られた
30問の簡単な質問に答え、その答えから自分の潜在能力を把握する
というところからはじまりました。
「白黒はっきりしていないと嫌というタイプ」
「こうでなければならない!というタイプ」など5つの因子があり、
どの数値が高いかによって、自分の特性が分かるというもの。
私もそうですが、自分の特性って、なんとなく理解しているぐらいで、
ちゃんと把握できているという方は少ないのではないでしょうか。
リーダー自身が自らの特性を把握し、
さらにチームのメンバーの特性を把握することで、
最大のポテンシャルを発揮できるチームへと導く
ご参加いただいた方は、ぜひ職場などで活用していただければと思います。
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ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!!
08年1期開講講座の末吉先生の「創造的戦略思考講座」でも
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講座の詳細はこちら!
TOTOの木瀬社長のご講演
ABSの高岡です。
こちらのコミュニティーをご覧の方は既にご存知かもしれませんが、
ABSでは、注目を集めている企業から経営者の方をお招きし、
起業のきっかけや、経営の極意などをお話いただく
「経営者講義」というものを行っています。
今日はTOTOの木瀬社長をお招きしての経営者講義が行われ、
「TOTOの経営戦略
〜お客様・社会から必要とされる企業であり続けるために〜」
という演題でお話してくださいました。
TOTOといえば、皆さんも日ごろお世話になっている
「ウォシュレット」を世に生み出した企業ですが
トイレというものにユニバーサルデザインを取り入れたり、
女性社員の活躍を推進する取り組みをいち早く取り入れたり、
時代の流れとともに変革しながら成長を遂げてきた
歴史ある大企業ですよね。
木瀬社長のお話の中で、私が素敵だなぁと思った取り組みをご紹介します。
その名も 「今月のブレックファースト倶楽部」
木瀬社長と社員の方が朝食を食べながらお話できるというものですが、
通常の会議などとは違い、仕事の話をすることはないということでした。
単独の従業員数だけでも約8000名もの大企業で
社長と会食できるなんて、素晴らしい取り組みですよね。
木瀬社長は国内だけでなく世界各国を飛び回っておられるので、
なかなかお時間がとれないとおっしゃっていましたが、
ご多忙な中でも社員の方とのコミュニケーションを大切にされていることに、
木瀬社長の温かいお人柄とフラットな社風を感じました。
木瀬社長、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
ABSが毎週月曜と水曜に配信しているメルマガでは
経営者講義から一部を抜粋した講義録をお届けしています。
経営戦略に関するお話など、耳寄り情報満載です。
メルマガをご登録の方以外にはお届けしていない内容ですので、
まだご登録でない方は、この機会にご登録くださいね!
ご登録はこちら!
今回、ほぼ満席状態で熱気に包まれていた会場を、
さらに熱くさせたのが大前研一塾長の突然の登場でした。
木瀬社長と大前塾長がご挨拶を交わすシーン
見たくても、絶対に見ることができない名シーンです。
この瞬間に立ち会えた方は本当にラッキーです。
こんなサプライズな瞬間がいつ訪れか分からないのも、
テレビや雑誌ではできないようなお話まで語ってくださるのも、
ABSの経営者講義ならでは。
08年に入ってからも経営者講義は行われます。
またセミナーも、ぜひご参加くださいませ!
経営者講義・セミナーのご案内はこちら
こちらのコミュニティーをご覧の方は既にご存知かもしれませんが、
ABSでは、注目を集めている企業から経営者の方をお招きし、
起業のきっかけや、経営の極意などをお話いただく
「経営者講義」というものを行っています。
今日はTOTOの木瀬社長をお招きしての経営者講義が行われ、
「TOTOの経営戦略
〜お客様・社会から必要とされる企業であり続けるために〜」
という演題でお話してくださいました。
TOTOといえば、皆さんも日ごろお世話になっている
「ウォシュレット」を世に生み出した企業ですが
トイレというものにユニバーサルデザインを取り入れたり、
女性社員の活躍を推進する取り組みをいち早く取り入れたり、
時代の流れとともに変革しながら成長を遂げてきた
歴史ある大企業ですよね。
木瀬社長のお話の中で、私が素敵だなぁと思った取り組みをご紹介します。
その名も 「今月のブレックファースト倶楽部」
木瀬社長と社員の方が朝食を食べながらお話できるというものですが、
通常の会議などとは違い、仕事の話をすることはないということでした。
単独の従業員数だけでも約8000名もの大企業で
社長と会食できるなんて、素晴らしい取り組みですよね。
木瀬社長は国内だけでなく世界各国を飛び回っておられるので、
なかなかお時間がとれないとおっしゃっていましたが、
ご多忙な中でも社員の方とのコミュニケーションを大切にされていることに、
木瀬社長の温かいお人柄とフラットな社風を感じました。
木瀬社長、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
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さらに熱くさせたのが大前研一塾長の突然の登場でした。
木瀬社長と大前塾長がご挨拶を交わすシーン
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この瞬間に立ち会えた方は本当にラッキーです。
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ABSの経営者講義ならでは。
08年に入ってからも経営者講義は行われます。
またセミナーも、ぜひご参加くださいませ!
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中谷先生を囲んでの懇親会
ABSの高岡です。
今、ABSでは07年第4期の講座を開講しているのですが
早いもので、どの講座も全6回の講義の折り返し地点を過ぎ、
いよいよラストスパートに差し掛かってきたという感じです。
ABSで講座を受講されたことのある方はご存知だと思いますが
講義の後に、ほぼ恒例となっているのが受講生の方々での懇親会です。
昨日は中谷彰宏先生の「ビジネス・コミュニケーション講座」の日。
こちらでも講座終了後にも懇親会が行われました。
昨日は、な、なんと!!講師の中谷先生もご出席くださったんです
ABSの1回分の講義時間は3時間。その半分に当たる
約1時間半もの間、先生もご出席くださいました。
懇親会では受講生が中谷先生を囲み、
先生のお話に聞き入っているという場面が多かったのですが、
中谷先生は、これまでの講義で受講生一人ひとりが
話した内容などを詳細まで覚えて下さっていて、
受講生の方の成長ぶりを誉めてくださる場面も・・・
受講生同士でもお互いの成長ぶりを褒めあったり、
懇親会での中谷先生のお話からの新たな気付きを
話し合ったりと、とても和やかな一時となりました。
ある受講生の方によると、
「こんなに長時間、中谷先生が懇親会に
ご出席くださるのは私の知る限り初めて」とのこと。
この場をお借りして、中谷先生、お忙しい中
お時間を作っていただき、ありがとうございました。
実は私も以前、ABSの受講生でした。
ABSでは受講生同士の結束が強く、
幅広い交友関係が築けるところも魅力でしたが
ご多忙にも関わらず、講師の先生が受講生との
交流を大切にしてくださるところに私は感激しました。
今回の懇親会を見ていて、その頃の記憶が蘇ってきました。
現在、講座を受講中の皆さん、
ラストスパートに向けて頑張ってくださいね!
今、ABSでは07年第4期の講座を開講しているのですが
早いもので、どの講座も全6回の講義の折り返し地点を過ぎ、
いよいよラストスパートに差し掛かってきたという感じです。
ABSで講座を受講されたことのある方はご存知だと思いますが
講義の後に、ほぼ恒例となっているのが受講生の方々での懇親会です。
昨日は中谷彰宏先生の「ビジネス・コミュニケーション講座」の日。
こちらでも講座終了後にも懇親会が行われました。
昨日は、な、なんと!!講師の中谷先生もご出席くださったんです

ABSの1回分の講義時間は3時間。その半分に当たる
約1時間半もの間、先生もご出席くださいました。
懇親会では受講生が中谷先生を囲み、
先生のお話に聞き入っているという場面が多かったのですが、
中谷先生は、これまでの講義で受講生一人ひとりが
話した内容などを詳細まで覚えて下さっていて、
受講生の方の成長ぶりを誉めてくださる場面も・・・
受講生同士でもお互いの成長ぶりを褒めあったり、
懇親会での中谷先生のお話からの新たな気付きを
話し合ったりと、とても和やかな一時となりました。
ある受講生の方によると、
「こんなに長時間、中谷先生が懇親会に
ご出席くださるのは私の知る限り初めて」とのこと。
この場をお借りして、中谷先生、お忙しい中
お時間を作っていただき、ありがとうございました。
実は私も以前、ABSの受講生でした。
ABSでは受講生同士の結束が強く、
幅広い交友関係が築けるところも魅力でしたが
ご多忙にも関わらず、講師の先生が受講生との
交流を大切にしてくださるところに私は感激しました。
今回の懇親会を見ていて、その頃の記憶が蘇ってきました。
現在、講座を受講中の皆さん、
ラストスパートに向けて頑張ってくださいね!
06年第3期開講式 伊藤スクール・マスター講義
先日の9月30日(土)の06年第3期開講式において、
ABSスクール・マスターの伊藤良二(戦略思考講座・成長戦略講座講師)
の講義がありました。
アントレプレナーを目指す受講生が今後、どのようにスタンスを取って
ビジネスにあたればよいのか、そして時流の見極め方について、
全受講生に対してメッセージを送っておりました。
今回は、この講義の内容を一部抜粋して皆さまにお届けします。
コンサルティングファームのベイン・アンド・カンパニーのパートナー、
マッキンゼーのパートナー、シュローダーベンチャーズの代表取締役、
などを歴任してきた経験から、グローバルな時代の動きを鋭く分析
しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●2020年を想像する
2020年がどんな世の中になっているか想像してください。
15年後はどんな生活をしているのか、あるいはどういう生活を
していたいのか?世の中が変わっていく中で、自分はどういう道を
歩んでいくのか?これからの15年をどう生きていくのか?
このように考えるときに2020年の世界、日本を知ることで、
自分の立ち位置(POD=Point of Departure)を知る必要があります。
出発点に基づいて個人のビジョンを描くことを、ABSを接点にして
考えるきっかけにする、あるいは、後押しとできればいいかと思います。
さて、15年もたてばいろいろおきて大きく変わりますね。
これからの15年を意思を持って進むかどうかで随分違うと思います
●人口の変化
世界の人口。これはきわめて大きな問題です。
全体に占める中国とインドの割合が大きいのは感覚的に解るかと思い
ますが、その中で、日本は先進国の中で唯一減少傾向にある国なんですね。
もっと深刻なのは、20〜60歳の労働人口が半数を切るんですね。
いまの35歳の方が15年後には50歳、45歳で60歳になってしまいますね。
そういう状況の中で、大事なのは、これを悲観的にとるか、
「事業チャンス」ととるかで大きく変わってくるかと思います。
確かに労働力人口は減り、より多くの高齢者人口を支えなくては
いけないのですが、何と15年後には550万人の労働人口が減ります。
これを生産性の向上でカバーすればいい、という話もありますが、
企業はこれまでやってきたようなIT投資などによる生産性の上昇率では
とうていカバーできません。
それでは労働人口は縮小するのかというと、それは国の活力が
失われますので、なんとかしなければならないですね。
そんなときに550万をカバーするにはどうすればよいかということに
なります。労働人口を増やすとすると、例えばまだまだ日本では女性の
活躍できる機会が足りませんが、女性の就業率を25%UPしなくてはならない。
高齢者は就業率を45%上げないとカバーできない。
そして外国人です。日本だけですよ、外国人の比率が低いのは。
最近はだんだん増えていますが。
こうしていろいろなデータを見てみると、色々なところに
ビジネスチャンスがあるということなんですね。
これはつまり構造的な変化が起こるということですから。
では、550万人を先ほど述べた生産性の向上でカバーしようとすると
どうなるか。すると生産性をいまより2.5〜2.9%UPさせる必要が
あるのですが、これが可能かというと、クエスチョンマークをつける
学識経験者が多いですね。
しかし、業種ごとに見ていくと実はまだまだなんですね。
アメリカと比べてみると、ほとんどのところで、アメリカより生産性が
低くなっています。これを米国並みにやろうとすると27%も生産性が
向上してしまうんですね。
これもビジネスチャンスが隠されていて、そうすると、今後はどこの
業種に目を向けていけばいいかというのが重要なんですね。
就業者数の話に戻ると550万人をどうやって穴埋めをしていけばいいのか、
ということですが、これがDiversity(多様性)へのチャレンジです。
日本人は元々農耕民族で島国ですから、異分子を嫌うんですね。
しかし、今後はどんどん組み込んでいかなければならない。
それは困難が伴うので、そこで、何らかのコンサルティングや
スキルアップのトレーニング、サービスの開発が必要になるわけです。
このように大変だなあと捉える事もできますが、
ビジネスチャンスとしても捉えられるわけですね。
●消費の変化
消費も今後は大きく変わります。
グローバルにみて、中国やインドといった発展途上国に購買力が移行
します。そして人口の高齢化もあります。また、先進国では少数民族が
増加し、多数派への影響が増加しています。日本でも外国人の流入が
増えており、そのような層を切り出し、どうビジネスにするかが重要に
なるわけです。これはアメリカではすでに顕在化しています。
個人世帯や子供のいない世帯も増えています。職場における柔軟性の向上、
パートタイムの増加や在宅勤務などもあります。
このような変化の中で消費というものを捉えたときに、成長セグメントと
それらのセグメントの複雑性を理解する必要が出てきます。
たとえば、台頭するインドのミドルクラス層を考えてみると、
日本の総人口よりはるかに大きかったりするわけなんですね。
するとインドのセグメントに特化してビジネスを展開していったほうが、
日本の細分化されたセグメントそれぞれに対するよりも、よほど潜在的な
需要は大きいわけなんですね。
こういったところを見極めなければならないんですね。
(つづく)
ABSスクール・マスターの伊藤良二(戦略思考講座・成長戦略講座講師)
の講義がありました。
アントレプレナーを目指す受講生が今後、どのようにスタンスを取って
ビジネスにあたればよいのか、そして時流の見極め方について、
全受講生に対してメッセージを送っておりました。
今回は、この講義の内容を一部抜粋して皆さまにお届けします。
コンサルティングファームのベイン・アンド・カンパニーのパートナー、
マッキンゼーのパートナー、シュローダーベンチャーズの代表取締役、
などを歴任してきた経験から、グローバルな時代の動きを鋭く分析
しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●2020年を想像する
2020年がどんな世の中になっているか想像してください。
15年後はどんな生活をしているのか、あるいはどういう生活を
していたいのか?世の中が変わっていく中で、自分はどういう道を
歩んでいくのか?これからの15年をどう生きていくのか?
このように考えるときに2020年の世界、日本を知ることで、
自分の立ち位置(POD=Point of Departure)を知る必要があります。
出発点に基づいて個人のビジョンを描くことを、ABSを接点にして
考えるきっかけにする、あるいは、後押しとできればいいかと思います。
さて、15年もたてばいろいろおきて大きく変わりますね。
これからの15年を意思を持って進むかどうかで随分違うと思います
●人口の変化
世界の人口。これはきわめて大きな問題です。
全体に占める中国とインドの割合が大きいのは感覚的に解るかと思い
ますが、その中で、日本は先進国の中で唯一減少傾向にある国なんですね。
もっと深刻なのは、20〜60歳の労働人口が半数を切るんですね。
いまの35歳の方が15年後には50歳、45歳で60歳になってしまいますね。
そういう状況の中で、大事なのは、これを悲観的にとるか、
「事業チャンス」ととるかで大きく変わってくるかと思います。
確かに労働力人口は減り、より多くの高齢者人口を支えなくては
いけないのですが、何と15年後には550万人の労働人口が減ります。
これを生産性の向上でカバーすればいい、という話もありますが、
企業はこれまでやってきたようなIT投資などによる生産性の上昇率では
とうていカバーできません。
それでは労働人口は縮小するのかというと、それは国の活力が
失われますので、なんとかしなければならないですね。
そんなときに550万をカバーするにはどうすればよいかということに
なります。労働人口を増やすとすると、例えばまだまだ日本では女性の
活躍できる機会が足りませんが、女性の就業率を25%UPしなくてはならない。
高齢者は就業率を45%上げないとカバーできない。
そして外国人です。日本だけですよ、外国人の比率が低いのは。
最近はだんだん増えていますが。
こうしていろいろなデータを見てみると、色々なところに
ビジネスチャンスがあるということなんですね。
これはつまり構造的な変化が起こるということですから。
では、550万人を先ほど述べた生産性の向上でカバーしようとすると
どうなるか。すると生産性をいまより2.5〜2.9%UPさせる必要が
あるのですが、これが可能かというと、クエスチョンマークをつける
学識経験者が多いですね。
しかし、業種ごとに見ていくと実はまだまだなんですね。
アメリカと比べてみると、ほとんどのところで、アメリカより生産性が
低くなっています。これを米国並みにやろうとすると27%も生産性が
向上してしまうんですね。
これもビジネスチャンスが隠されていて、そうすると、今後はどこの
業種に目を向けていけばいいかというのが重要なんですね。
就業者数の話に戻ると550万人をどうやって穴埋めをしていけばいいのか、
ということですが、これがDiversity(多様性)へのチャレンジです。
日本人は元々農耕民族で島国ですから、異分子を嫌うんですね。
しかし、今後はどんどん組み込んでいかなければならない。
それは困難が伴うので、そこで、何らかのコンサルティングや
スキルアップのトレーニング、サービスの開発が必要になるわけです。
このように大変だなあと捉える事もできますが、
ビジネスチャンスとしても捉えられるわけですね。
●消費の変化
消費も今後は大きく変わります。
グローバルにみて、中国やインドといった発展途上国に購買力が移行
します。そして人口の高齢化もあります。また、先進国では少数民族が
増加し、多数派への影響が増加しています。日本でも外国人の流入が
増えており、そのような層を切り出し、どうビジネスにするかが重要に
なるわけです。これはアメリカではすでに顕在化しています。
個人世帯や子供のいない世帯も増えています。職場における柔軟性の向上、
パートタイムの増加や在宅勤務などもあります。
このような変化の中で消費というものを捉えたときに、成長セグメントと
それらのセグメントの複雑性を理解する必要が出てきます。
たとえば、台頭するインドのミドルクラス層を考えてみると、
日本の総人口よりはるかに大きかったりするわけなんですね。
するとインドのセグメントに特化してビジネスを展開していったほうが、
日本の細分化されたセグメントそれぞれに対するよりも、よほど潜在的な
需要は大きいわけなんですね。
こういったところを見極めなければならないんですね。
(つづく)
06年第2期修了式 大前講義
7月30日(日)開催の、ABS06年第2期修了式におきまして、
大前講義が行われました。
アントレプレナーを志す卒塾生の皆さまに対して、
今後の指針となるメッセージを熱く語っておりました。
今回はその内容を一部抜粋して皆さまにお届けいたします。
★ポイントは・・・
◆事業計画は頭に全て入っていなければならない
◆年率15%で自分の市場価値を成長させよ!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼事業計画をレビューする際に重視するポイントとその理由
作った事業計画書をまず横に捨ててしまって、あんた何がやりたいの?
と聞いたときに、ちゃんと答えられるかどうかである。事業計画書
というものは、何度も作る練習をする必要があるのだが、頭の中に
同じシナリオが入っていなければしょうがない。
要するに、書いたものを見たときに初めて人に説明できるとか、
自分でも分かるとかいうのは、事業計画とはいえない。事業計画
というのは、今すぐ聞かれたときに5分でいえる、さらに詳しく
一日かかっても言えるというものでなければならない。
▼事業計画書にはすべての前提条件は書かれていない
具体的に詳しく聞いたら全て考えられているべきだが、こうなったら
どうなる、というのは事業計画書には本来書いてない。例えば、
東京で大地震が起きた時にどうする、というのは事業計画書には
書いていない。だから頭の中に、いざというときにこうします、
というのが入っていなければならないのだ。頭の中にそれがあって
はじめて事業計画といえる。
また経営者として事業計画を実行する立場にあって、計画が頭の中に
あることの重要性というのは、パラメーターが変わったときに、
「やばい!あの部分を変えよう!」と気がつくことである。
ところが紙の事業計画書に基づいて実行している人は、前提が
変わっているのに、書いているところだけをやろうとする。
これは要するにフィードバック回路がない自動車のようで、
軌道修正ができないのだ。
▼現代は前提条件の変化に瞬時に対応する必要が
事業計画というのは特に三年計画が多い。中期経営計画であるからだ。
ところが、三年後の前提条件なんか分かる人はいない。たとえば、
YouTubeである。一年前の事業計画でYouTubeを見ていた人はいない。
今では日本人による一ヶ月のアクセス数が数百万である。
これが現代という時代である。このような時代に計画書どおり
やっていたら頓死である。アントレプレナーは瞬時に計画を
修正できなくてはならないのだ。
だから、事業計画を書くときの要素は基本どおりでよいが、
前提条件を常に気にしていることが一番重要なのである。
▼卒塾される皆さんへ 〜自分の市場価値を年率15%で成長させよ!
アメリカのファンドは年率15%で伸びているが、もし自分の
資産を伸ばすだけの元手が無いということであったら、毎年
自分の「値札」を15%ずつあげることを考えて欲しい。
自分の値段が分からなければ、ヘッドハンターに聞けばすぐに
教えてくれる。あなたを今採用するとしたら、あなたの経験だったら、
市場ではいまこれぐらいの値段がつきます、と。
みなさんにいいたいのは、毎年それが15%ずつ上がる勉強をしなさい、
ということだ。会社にいるとずっと上がることは無い。
なぜならいい上司に恵まれて、ひき上げられたら値段が上がるが、
これは「他者依存」である。上司がつけた値段である。そうではなく、
市場がつけた値段を上げることである。
15%というのは結構チャレンジングである。しかし、毎年これを
やり続けることこそが市場で評価されるのである。
ABSで学んだこともその努力の一つだろうが、今後も是非努力し
続けてもらいたい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いかがでしたか?
当日は卒塾生からの質疑応答を交えながら講義が進んでいきました。
特に「年率15%で成長を!」というメッセージには、多くの方が
気を引き締められたようです。
読者の皆さんも、ぜひ「年率15%」を目指してみてください。
◆「年率15%」の第一歩として、少し時間を取って、
以下について実際に考えてみてください
□あなたは事業計画(ビジネスのアイディア、自分の夢)が
頭の中にしっかりと入っていて、人に説明が出来ますか?
□あなたの計画の前提条件をすべて洗い出してください。
□あなたが年率15%で成長するためには何が必要ですか?
それでは、みなさまの成功と成長を心よりお祈りしております!
この文章は大前研一のアタッカーズ・ビジネススクールが発行するメルマガ【情熱DNA】(まぐまぐ殿堂入り)にて配信した内容です。ご登録いただければ毎週水曜日、お手元に届きます。こちらから
大前講義が行われました。
アントレプレナーを志す卒塾生の皆さまに対して、
今後の指針となるメッセージを熱く語っておりました。
今回はその内容を一部抜粋して皆さまにお届けいたします。
★ポイントは・・・
◆事業計画は頭に全て入っていなければならない
◆年率15%で自分の市場価値を成長させよ!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼事業計画をレビューする際に重視するポイントとその理由
作った事業計画書をまず横に捨ててしまって、あんた何がやりたいの?
と聞いたときに、ちゃんと答えられるかどうかである。事業計画書
というものは、何度も作る練習をする必要があるのだが、頭の中に
同じシナリオが入っていなければしょうがない。
要するに、書いたものを見たときに初めて人に説明できるとか、
自分でも分かるとかいうのは、事業計画とはいえない。事業計画
というのは、今すぐ聞かれたときに5分でいえる、さらに詳しく
一日かかっても言えるというものでなければならない。
▼事業計画書にはすべての前提条件は書かれていない
具体的に詳しく聞いたら全て考えられているべきだが、こうなったら
どうなる、というのは事業計画書には本来書いてない。例えば、
東京で大地震が起きた時にどうする、というのは事業計画書には
書いていない。だから頭の中に、いざというときにこうします、
というのが入っていなければならないのだ。頭の中にそれがあって
はじめて事業計画といえる。
また経営者として事業計画を実行する立場にあって、計画が頭の中に
あることの重要性というのは、パラメーターが変わったときに、
「やばい!あの部分を変えよう!」と気がつくことである。
ところが紙の事業計画書に基づいて実行している人は、前提が
変わっているのに、書いているところだけをやろうとする。
これは要するにフィードバック回路がない自動車のようで、
軌道修正ができないのだ。
▼現代は前提条件の変化に瞬時に対応する必要が
事業計画というのは特に三年計画が多い。中期経営計画であるからだ。
ところが、三年後の前提条件なんか分かる人はいない。たとえば、
YouTubeである。一年前の事業計画でYouTubeを見ていた人はいない。
今では日本人による一ヶ月のアクセス数が数百万である。
これが現代という時代である。このような時代に計画書どおり
やっていたら頓死である。アントレプレナーは瞬時に計画を
修正できなくてはならないのだ。
だから、事業計画を書くときの要素は基本どおりでよいが、
前提条件を常に気にしていることが一番重要なのである。
▼卒塾される皆さんへ 〜自分の市場価値を年率15%で成長させよ!
アメリカのファンドは年率15%で伸びているが、もし自分の
資産を伸ばすだけの元手が無いということであったら、毎年
自分の「値札」を15%ずつあげることを考えて欲しい。
自分の値段が分からなければ、ヘッドハンターに聞けばすぐに
教えてくれる。あなたを今採用するとしたら、あなたの経験だったら、
市場ではいまこれぐらいの値段がつきます、と。
みなさんにいいたいのは、毎年それが15%ずつ上がる勉強をしなさい、
ということだ。会社にいるとずっと上がることは無い。
なぜならいい上司に恵まれて、ひき上げられたら値段が上がるが、
これは「他者依存」である。上司がつけた値段である。そうではなく、
市場がつけた値段を上げることである。
15%というのは結構チャレンジングである。しかし、毎年これを
やり続けることこそが市場で評価されるのである。
ABSで学んだこともその努力の一つだろうが、今後も是非努力し
続けてもらいたい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いかがでしたか?
当日は卒塾生からの質疑応答を交えながら講義が進んでいきました。
特に「年率15%で成長を!」というメッセージには、多くの方が
気を引き締められたようです。
読者の皆さんも、ぜひ「年率15%」を目指してみてください。
◆「年率15%」の第一歩として、少し時間を取って、
以下について実際に考えてみてください
□あなたは事業計画(ビジネスのアイディア、自分の夢)が
頭の中にしっかりと入っていて、人に説明が出来ますか?
□あなたの計画の前提条件をすべて洗い出してください。
□あなたが年率15%で成長するためには何が必要ですか?
それでは、みなさまの成功と成長を心よりお祈りしております!
この文章は大前研一のアタッカーズ・ビジネススクールが発行するメルマガ【情熱DNA】(まぐまぐ殿堂入り)にて配信した内容です。ご登録いただければ毎週水曜日、お手元に届きます。こちらから




