「女性脳の時代!?」に生きるあなたへ【最終回】

これまで三回にわたって、ABSの女性受講生増加の要因について
ABS『感性マーケティング講座』講師の黒川伊保子さん
http://www.attackers-school.com/site/dnakansei0922.html

の考察の内容についてお届けしてきました。

いよいよ今回で最終回になります。
今後の商品開発やマーケティングのみならず、ビジネスに関わる
全ての人にとって未来を予測する上でのヒントとなる内容です。

それでは以下ご覧下さい。


−脳細胞の使い方の周期性と、特に男性色の強かった当スクールに
 対して、女性の興味が増している事とは関連性があるのでしょうか?

黒川氏(以降K):生まれつき長軸索のニューロン・ネットワークが
  働きやすい脳と、短軸索のニューロン・ネットワークが
  働きやすい脳があります。つまり、共感したがる直感脳と、
  競争したがる論理脳ですね。おわかりですよね? 
  前者が女性脳、後者が男性脳です。

  1999年に突入した28年期は、言い換えれば「女性脳の時代」。
  2000年あたりから、顕著に市場が女性化し始めているのは
  周知の事実ですね。男性脳期には、誰もが認めるカッコイイもの
  を皆がほしがる時代でした。
  
  「大量・画一・マス」の産業構造が成り立ちます。

  女性脳期には、皆が自分だけの特別を欲しがる時代です。
  キモカワイイ、エロカッコイイなど微妙な路線が偶発的に
  ブレイクする、

  「適量・多様・口コミ」の産業構造になります。

  2000年代の初め、多くの量産メーカーが市場の「裏切り」に
  戸惑ったはずです。

  2006年は、とうとう女性脳時代のブレイク期。
  ビジネスシーンでも市場でも、女性たちの動きが活発に
  なってきました。ABSにアクセスしてくる女性たちが急増して
  いるのも、そのウェーブの一つの現れですね。

  ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

−なるほど、納得できました。

K:それにしても、この時期、いち早く動く女性たちは、かなり
  いいアンテナを持っていますね。
  おそらく「2006年、ABSに現れた女性たち」の中から、2010年ごろ
  までに、かなりの高率で、有名なビジネス・パーソンが生まれる
  はずですよ。

  一方で、女性脳ブレイク期と聞いて、がっかりした男性脳の皆さん。
  実は、そうがっかりするものでもないのです。
  市場が女性脳化するとき、プロデュースの現場で活躍するのは、
  やはり男性なのです。
 
  女性は、潜在的に男性脳のリーダーシップを望んでいますからね。
  気分は変わっても、ここだけは女心の普遍です。
  しかし、男性なら誰でもいいわけじゃない。この時期は
  「女性脳を知り尽くしていて、外見に関係なくもてる」男性が、
  ビジネスでも駆け抜ける時代です。
  
  つまり、もてる男性(=女性脳を理解している男性)、女性、
  もてない男性の順に、女性脳期のビジネス成功の鍵を握っています。
  というわけで、男性女性とも「女性脳の時代のビジネス・ウェーブ」
  に敏感でいて欲しいですね。

  ここ2〜3年は、特に顕著に出てくると思いますよ。


                           (終わり)
  ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

全四回にわたってお送りした黒川さんの分析、いかがでしたか?
ぜひ、感想やご意見などありましたらお送りいただければ幸いです。

⇒ abs@bbt757.com


「感性」という曖昧にとらえられていたものを脳科学によって解明し、
さらに脳細胞の使い方の周期性からトレンドを予測する。

これらをきちんと理解し、その根拠に確信を持って自分で分析や予測が
できるようになると思うと本当にワクワクしませんか?

今回の連載をヒントとし、できるだけ多くの方に感性を学んでいただき、
日々の生活やビジネスで活かして活躍していただければ思います。


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 http://www.attackers-school.com/site/dnakansei0922.html

講義映像もご視聴いただけるようにしました。実際にどんな講義だろう?
という方は下記URLよりご覧下さい。(約15分)

        ▼ ▼ ▼講義映像 ▼ ▼ ▼
   
  http://www.attackers-school.com/db/500k_04_kurokawa.wmv

この文章は大前研一のアタッカーズ・ビジネススクールが発行するメルマガ【情熱DNA】(まぐまぐ殿堂入り)にて配信した内容です。ご登録いただければ毎週水曜日、お手元に届きます。こちらから

「女性脳の時代!?」に生きるあなたへ【第三回】

前々回より、ABSの女性受講生増加の要因について
ABS『感性マーケティング講座』講師の黒川伊保子さん
http://www.attackers-school.com/site/dnakanko0915.html

の考察の内容についてお届けしてきました。

いよいよ核心に触れる内容になってきましたね。
これまでビジネスでは取り上げてこられなかった視点からの
言及ですので、まさに一読の価値がある内容となっています。

それでは以下ご覧下さい。


−『感性トレンド』とはどのようなものなのでしょうか?

黒川氏(以降K):「脳の気分」を作り出す要素のうち、脳細胞の
  使い方の癖には周期があるのです。実は、その周期が、情報網を
  共有する「大衆」の単位で揃ってしまうことが確認されています。

  大衆全体が、7年ごとに段階的に気分を変え、28年周期の大きな
  気分のうねりを作っている。これが『感性トレンド』です。

  ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

−もっと詳しくお聞かせいただけますか?

K:脳神経細胞ニューロンは、軸索(じくさく)と呼ばれる腕を持って
  いて、複数のニューロンとダイナミックにつながっています。

  長い軸索は、皮質を超える脳細胞ネットワークを構成します。
  皮質を超えるネットワークは、「直感」や「つかみ」、「人間性」
  の担い手。

  長い軸索が活性傾向にあるとき、人は直感力が高まり、他者と共感
  したがり、人間性を尊ぶようになります。逆に、短い軸索が活性傾向
  にあるとき、人は合理的かつ冷徹になり、なぜかサバイバル気分に
  駆られ、過酷な競争に自分を追い込んでいきます。

  大衆は、長軸索活性傾向(共感期、人間性復興期、アナログ気分)の
  28年間と、短軸索活性傾向(競争期、経済振興期、デジタル気分)の
  28年間の大きなトレンド・ウェーブをいっせいに繰り返しています。

  1999年、経済振興期から人間性復興期に切り替わりました。
  最初の7年は準備期です。競争に駆られ、走り続けてきた大衆が、
  おずおずと人間性を取り戻しました。「人間、一人一人違ってても
  いいよね。スピードじゃなくてもスローでもいいよね」

  ・・・つまり、癒しの時代の到来です。

  2005年年末に癒しは終わりを告げ、2006年、人間性復興期の
  ブレイク期に入りました。
  今、皆、かなり気高い気持ちになっている。亀田興毅が叩かれ、
  斉藤祐樹が賞賛されているのも、サバイバル気分の完全な終結と、
  気品の復活の現われの一つですね。

  ちなみに、本人たちの名前の語感も、アグレッシブ・パワーの
  カメダコーキ、爽やかな貴公子サイトウユーキと、好対照を描いて
  います。

  ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

−そのことと、特に男性色の強かった当スクールに対して、女性の
 興味が増している事とは関連性があるのでしょうか?

K:生まれつき長軸索のニューロン・ネットワークが働きやすい脳と、
  短軸索のニューロン・ネットワークが働きやすい脳があります。
  つまり、「共感したがる直感脳」と、「競争したがる論理脳」ですね。
  おわかりですよね?前者が「女性脳」、後者が「男性脳」です。

  1999年に突入した・・・



今回はここまでです。

「感性」を脳科学で説明し、そしてそれが大衆の気分「トレンド」に
大きな影響を与えている・・・いままでのマーケティング理論を
大きく塗り替える予感がしますね。

次回は、トレンドの読み方、そしてこれからはどうなっていくのか、
といったお話になります。

ぜひ、続きをお楽しみに!


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「女性脳の時代!?」に生きるあなたへ【第二回】

前回の金曜版メルマガで、ABSの女性受講生増加の要因について
ABS『感性マーケティング講座』講師の黒川伊保子さん
http://www.attackers-school.com/site/dnakansei0908.htmlの考察を紹介するとお伝えしていました。

今回からその考察の内容について詳しくお届けしていきたいと
思います。これまでにビジネススクールやMBAで教えてきたこと
とは全く異なるアプローチからの分析です。そしてこれが今後の
スタンダードになりうるものかもしれません!?

それでは以下ご覧下さい。


−女性受講生の増加について、景気の回復にともなう所得の上昇や
 人材の売り手市場によるリスクの軽減と言ったグローバル&マクロ経済
 や消費者トレンドといった分析手法で、ある程度の仮説はたちますが、
 どうもしっくりきません。この点についてどうお考えでしょうか?

黒川氏(以降K):この流れはマクロ経済論、言わば王道の考え方では
  なかなか紐解けない、『感性』が物語るトレンド、すなわち
  『感性トレンド』が大きく影響をしているんです。

  ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

−そもそも感性とはどういったもの(考え方)なのでしょうか?

K:感性とは、他人や自分の「脳の気分」を顕在化する力です。
  たとえば、ターゲット市場の「脳の気分」を汲み取れる
  プロデューサーはヒット商品を生み出しますし、デザイナーなら
  ライバルが「やられた!」と唸るようなデザインを出してきます。
  当然、彼らは、周囲から「感性豊か」と言われますよね。

  この「脳の気分」は、脳細胞の使い方の癖やホルモンバランス
  などによって生じるもの。従来、天才的なプロデューサーや
  デザイナーが直感的に感じ取ってきた市場の「脳の気分」ですが、
  脳科学の発達に伴って、ターゲット市場の性別や年齢が絞れれば、
  天才でなくても、科学的に算出できることがわかってきました。

  ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

−では、その『感性トレンド』とは何のことですか?

K:「脳の気分」を作り出す要素のうち、脳細胞の使い方の癖には
  周期があるのです。実は、その周期が、情報網を共有する「大衆」
  の単位で揃ってしまうことが確認されています。

  大衆全体が、7年ごとに段階的に気分を変え、28年周期の大きな
  気分のうねりを作っている。これが『感性トレンド』です。

  ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

−もっと詳しくお聞かせいただけますか?

K:脳神経細胞ニューロンは、軸索(じくさく)と呼ばれる腕を
  持っていて、複数のニューロンとダイナミックにつながっています。

  長い軸索は・・・



今回はここまでです。

何となく感覚でとらえるようなものと思っていた「感性」が
科学的、理論的に説明できる、という驚きの内容ですよね!
次回はより深く掘り下げていかれますよ。

ぜひ、続きをお楽しみに!


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この文章は大前研一のアタッカーズ・ビジネススクールが発行するメルマガ【情熱DNA】(まぐまぐ殿堂入り)にて配信した内容です。ご登録いただければ毎週水曜日、お手元に届きます。こちらから

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